さあ、いよいよ「池上駅」で降りて
本門寺通を行く密偵達。

本門寺が見えてきました。
池上本門寺

平蔵と録之助は総門をくぐり、胸を突くように急な
九十六段の石段をのぼりはじめた。
柴犬が尾をふりながらついてくる。
この石段は、慶長年間に、かの加藤清正の寄進によって
完成されたものだ。
あと五、六段で石段をのぼり切ろうとする、
実にそのときであった。
石段の上へ、ふわりと人影がさした。
本門寺には著名人のお墓が沢山ありますが
私たちの世代には「力道山」です。
お墓の前に、胸像があります。
石段の上に、凄い奴を倒したお頭の姿。
しかも三人。

お頭に憧れる密偵達。
伊佐寅」さん
「本所の隠居」さん
「四谷の孫四郎」さん

皆さんお似合いです。

塗傘・刀提供:京屋悟雀
こちらは悟雀ですが
「軽衫」(かるさん)履いて無外流
だったら「秋山小兵衛」です。
さあ楽しい「兎忠タイム」
今回は人数が多いので予約です。
蒲田「土風炉」
悟雀の帯結び教室 柳生心眼流「じゅうべい」さんの捕り縄術
ということで
楽しい見廻りも終わりました。
密偵達は、この後二次会へ。
悟雀が帰宅したのは翌日でした。
悟雀の部屋玄関へ
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