水煮牛肉(シュイジュウニュウロウ)(6人前)

水煮牛肉 (材料)
焼肉用牛カルビなど300グラム、しょうが(皮付きのまま)ひとかけら、胡瓜1本、ズッキーニ1本、セロリの茎(もしあれば)1本、山椒の実(花椒という)15粒、、白ねぎ1本、ニンニク1かけ、油大さじ5、ホールの鷹の爪(唐辛子)2〜3本、豆板醤小さじ3、粗挽きの唐辛子大さじ4、スープ(何でも良い)茶碗3杯、砂糖小さじ1、紹興酒少々、塩小さじ3、醤油少々、酢少々、片栗粉大さじ3

(下ごしらえ)牛カルビ肉に塩小さじ1、紹興酒少々、砂糖小さじ1を加えて軽く揉み込んで室温で15分ほど置く。胡瓜・ズッキーニ・白葱・セロリは歯ごたえを楽しむ程度の大きさに切る。山椒の実を包丁で切るかすりこ木でつぶすかして細かくし、粗挽きの唐辛子大さじ2と合わせておく。

1.深めのフライパンに油大さじ2を入れて、みじん切りにしたニンニクとショウガを入れて火をつけ、弱火で香りを出します。香りが出てきたら、豆板醤・ホールの鷹の爪・残りの粗挽き唐辛子大さじ2を入れて中火で炒め、香りと辛さを出します。そこにスープをたっぷり注ぎ、ざくざくと切ったズッキーニ・胡瓜・セロリ・白葱(要は歯ごたえのある季節の野菜、葉物は駄目!)を入れて、シャキシャキした歯ざわりが残る程度に火を通します。そしたら、すくい網やお玉などを上手に使って野菜のみを取り出し、盛り付け皿(直径20センチ以上の鉢が望ましい)の中央に盛ります。

2.野菜を取った後のスープに、酢少々、紹興酒少々、醤油少々、塩小さじ2を入れ、味を調える。下ごしらえした牛肉に片栗粉をたっぷり加えて、一枚一枚ほぐれるように満遍なくまぶす。スープを強火で沸騰直前にしてから、牛肉を加える。焦げ付かないように注意しながら火を通す。片栗粉の効果でドロドロととろみが着いてくるのを焦げないように注意して火を通す。できたら、1で野菜を盛った上にとろみと一緒に牛肉を載せる。その上に、下ごしらえで作った山椒の粉と唐辛子を満遍なくかける。

3.きれいに洗ったフライパンで油大さじ3を暖め、てんぷらを揚げる以上の高温にする。2で完成させた盛り皿の上に満遍なく高温の油をかける。油が唐辛子や山椒の粉と反応して、料理の上に瞬時にラー油が出来上がる!この時、周囲に油が飛び散るので注意!!ここにみじん切りにした白葱や香菜(パクチー)などを散らして出来上がり!アツアツ辛い辛いうちにどうぞ!

水煮牛肉2
(参照2)
 皿に火を通した野菜と
牛肉を盛り、さらに粉に
した山椒と唐辛子をか
けた状態
水煮牛肉3
(参照3)
 その上にアツアツの油を
掛けまわす飛び散るので
新聞紙などを敷くと良い
派手な料理の演出にもなる!


アツアツのところをお酒と一緒にいただくのがたまりません。白酒(中国の蒸留酒)のほか、以外にも濃厚な赤ワインが合います。辛さと爽やかな山椒の香りが広がって最高の味です。

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