実は、それほどタイプではなかったの
ですが、カメラを向けてしまいした。
彼女、さっとポーズを取りました。
もう、逃げる事はできません。こちらも笑顔でカメラを構えシャッターを。
この時くらい、中国語が話せない事に感謝した事はありません。
何を売ってるのかって。余計なお世話だっ!
エッ! エジプト学者の吉村教授? 
何だ、そいつは。そんな奴、知らねーな。
「ねー、あんた。今年で何歳だっけ」
「何言ってんのよ。同い歳のくせに」
「同い歳だってことは、判っているのよ」
「じゃー、歳なんか聞かないでよ」
「自分の歳が……」
年季の入ったお友達、二人。
フフッ! 私たち美人だからね。 お仕事中の売り子さん。
ダイナミックな、調理場。
料理とは、格闘技と見たりっ! 
旨かったなー。
中国の人の合理的な考えを強く感じた一瞬です。
でも、赤ちゃん、風邪ひかないのかなー。
にーちゃん。これ、旨いんだろうな。食べりゃ、判るよ。
上海、杭州を結ぶ二階建て列車。車掌さんは女性。笑顔ひとつなく真剣そのもの。厳しい表情で切符をチェックする。一等車に乗るが、何となく硬苦しい旅を連想する。
座席に着くと、雰囲気は、ガラッと変わった。開けっぴろげな笑顔が、迎えてくれた。「笑顔」。万国共通な言葉。
一転して、ファッションショウ。フラッシュが使えず、ちょっと困る。何か、外連味を感じさせない彼女たち。これから、どのような人生を歩んでいくのか。エッ! おじさんに、とやかく言われたくない…… 失礼しました。
付 録 
街 角 風 景 
Photo by 三谷 弘 '97

三谷 弘


パパー、勝てるの……
中国の人は、賭け事が好きなようです。路地、公園などで良く見掛けます。
国籍不明な好娘。帽子が、ちょっと大きいね。
どっかで会った事があるようだけど……
食は…… そんな事は、どうでも良いです。食べましょう。どの料理店も、活気に溢れています。
「炒める」とは、活力か……
左の人が、自転車修理を頼んでいるのか…、修理している友達に声を掛けているのか……
自転車を直すおじさんの笑顔は、最高に素敵です。大陸的ッ! 
大好きな一枚です。