2011.04.21
『 歴史のいま 』
2011年4月7日の朝日新聞:オピニオンに川北 稔氏(歴史家、大阪大名誉教授)のインタ
ビュー記事「歴史のいま」が載っていた。ゆったりとした史観…世界を一つの体系としてとらえ
る「世界システム論」…に基づくご意見。
「3.11に砕かれた近代の成長信仰 もやっとした不安」
「復興は必ずできる 薹洋のポルトガル それも悪くない」
大賛成である。まずは、本文を読んでいただきたい。一読し、来るであろう時代に思いを馳せ
るのも悪くないのではなかろうか。
<記事の掲載について>
著作権者である川北稔氏及び朝日新聞社の許諾(承諾書:A11-0732)を
受けています。なお、上記記事画像を朝日新聞社に無断で転載することは
出来ませんのでご注意ください。
川北氏は、「……江戸時代のレベルまで戻ることはありません。……」と述べられている。
確かに現実的に、そのレベルまで戻ることはありえないと思うが、今、振り返れば究極のエコロ
ジーとも言える江戸時代の庶民生活を常に心に留め置く毎日も良いのではなかろうか。そこで、
あえて言葉にしておきたい。
江戸時代……それも悪くない
そして、現代人の頭の片隅に置いておきたい言葉として、中国の格言「
知足者常楽
(足るを
知る者は常に楽しい)」を記しておきたい。
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【新聞記事等の使用について】
「歴史のいま」を朝日新聞購読者以外にも読んでもらいたいと思ったが著作物の使用について
は、著作権法で「個人的に、または家庭内その他これに準ずる限られた範囲内で使用すること」
以外は著作権者の許諾が必要と定義されている。
著作権者である川北氏及び朝日新聞社の許諾が必要となる。その経過等について、川北氏宛の
手紙にも記したためその内容抜粋を掲載する。
なお、川北氏より掲載OKとのメールを受け取ったが、その優しい内容に感激!(メール内容
は割愛)
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【川北氏宛の手紙内容の抜粋】
拝啓
朝日新聞を購読しています〇〇〇と申します。
初めてのお便りでありながら恐縮ですが、四月七日付け朝日新聞に掲載されました先生の
「歴史のいま」に関し、ブログへの掲載をご了承いただきたくお便りさせていただきました。
かねてより過剰な便利さを求める我々現代人に疑問を持ち、また、業績横這いの資本主義が
あっても良いのでは、などと青臭い事を考えておりました。
震災、津波さらには原発事故の被害を受けた方々に心を痛めております。現実的には被災地
の復興、原発事故の沈静化を願っておりますが、出来ることは節電に気を付けることぐらい。
しかし、これから先、はたしてどうなるのだろうか。そんな中、先生の「オピニオン」を目に
し、これだ! この考えだよ! との強い共感を得ました。冷静になった段階で、待てよこの
オピニオンは、朝日新聞の購読者しか読むことは出来ないはずだが…… 早速、asahi・com
を検索しましたが掲載されていない。これはいかん。矢も盾もたまらず記事をスキャンし、ブ
ログに掲載してしまいました。多くの方からのアクセスがあり、掲載して良かったと思ったの
ですが、著作権の関係で新聞記事を個人目的以外で使用してはいけないと聞いことを思い出し
ました。朝日新聞に問い合わせたところ、インタビュー記事の場合、著作権はインタビューを
受けた方にあり、また掲載記事については新聞社にある。掲載したい場合の手順として、まず、
使用者が先生の承諾を得て、その旨を新聞社に連絡。新聞社より承諾書を受け取り、これで初め
て掲載が可能になるとのことでした。なんとも気後れがする…… そこで、asahi.com に掲載
を要望しましたが予定はないとの返事。考えてみれば、先生の記事を掲載するのであれば、イン
タビュー記事すべてを掲載しなければならない事になる。残念ながら納得。
了承を得ずに掲載している訳ですので著作権法上、違法行為をしていることになります。
では、削除するか。しかし、くちこみも手伝っているのか、アクセスは続いている。せめて私の
ブログだけでも良い、掲載を続けたい。
長々と書いてしまいましたが掲載についてご了承いただきたくお願いいたします。
なお、朝日新聞社より、先生の連絡先は伝えられない為、朝日新聞社の方で転送してくれる
との配慮をいただいています。
敬具
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