outside

高いヒ−ル響かせて
彼女が今 出ていった
二つの恋を決めかねて
泣きはらした目をして

こんなのはもうたくさんと
打ち明けてた
その目は女優のようで

眩しすぎるよ
ああどんなに強がっても
outside ひとりきり
ドラマは彼女におこる
いつも いつも
ラインの中 それ以上は
もう踏み込めない
エキストラでさえいられない

デキる女と言われたら
それはそれで悪くないし
誰より自分が不幸だと
酔いしれるよな趣味もないけど

彼女の選んだ恋人に
寄せ続けた思いは
誰もが知らない

やりきれないよ
ああどんなに焦がれてみても
outside 私から
ドラマは素通りしていく
いつも いつも
動じない どんなときにも
そんなポジションを
演じてる哀しい
outside