Lush Life
川村結花本人による解説
1. マイルストーン
MILESTONE(都内某所にあるジャズ喫茶)に通いつめていた学生時代へのノスタルジー。将来に希望が持てずその癖、わかったような正論をぶちまけていた。
2. 遠い星と近くの君
倉持さんの描く「君」は、いつも、「僕」にとって限りなく大きく優しい存在。そこがなにより好き。タイトルを見ただけで感動、アッチの世界にトリップしてしまいました。
3. ヒマワリ
この曲が、記念すべき白石良明さんのギターとの出会い。以後、彼から「WOW女」「ナインス女王」等々のありがたき名前を頂戴する事になる。
4. アンフォゲタブル
アルバム中唯一、失恋の王道みたいな曲。世の中にこんなに人がいるのに、なんで彼じゃないとイケナイんだろう・・・。などと、雨の経堂駅で思いを巡らしたこともあった。
5. Every Breath You Take (Album Ver.)
ピアノ一本の弾き語り。しかも一発自宅録音バージョン。調律してないアップライトのカンジが実は気に入ってる。
6. イノセンス
出会ってしまった、としかいいようの無い出会いが、確かにあると思う。モラルや状況がソレを許さないとしても私はそれを肯定していたい。なんとか正しくいきていきたい。死ぬこたぁないとおもう。
7. 夜空ノムコウ(Album Ver.)
ゲストボーカルの宮田和弥さんとは、何度か一緒に曲作りをしている。触れてきた音楽の極端な違いから来る「共通言語の無さ」が新鮮で、かれとのセッションは、いつも大きなエネルギーを私にくれます。
8. A Day He Was Born
桜井秀俊さんは、「なんでハチロク(8分の6拍子)の曲をオレにふるんだ〜!」などと言いつつもこんなに強力なリフ&ゴキゲンなサウンドを作ってくれた。どっか少し壊れたPOPさが私は好きです。
9. home(Album Ver.)
年々、傷にフタをすることが上手になって、結果、淋しさに鈍感になっていっているような気がする。が、どんなに大人になってもココロの状態まで自給自足できるなんてありえない。ありたくないと思う。
10. Rum&Milk
宇宙一の男前MY理想ビューティフル谷中敦さんのバリトンサックスが魅惑的な(!)ジャジカル・ナンバー純粋に”せーの”で録った1発録りゆえ、お互い演奏もつっかえてたしているが、ソレが至極イイ
11. ヒマワリ〜Reprise〜
スタジオの空き時間、ピアノで、コードを変えながら遊びで弾いていた「ヒマワリ」が意外に良く、ノリで収録する事に。ナカムラさんのエンジニア魂に火を付けてしまった1曲
12.ときめきのリズム
深沢くんの作るリズムは、HIPでありながら繊細、本当にイイなぁ、とゆうトコを再確認させてくれた曲。アウトロ部分の転調が個人的にはグッときてる。