Epilogue



突然ですが、Q4処分しちゃいました。まあDIARYをご覧のみなさんはご承知でしょうが。

まあアレーゼに引き取ってもらったんですけど。

結局27000kmで買って、50000kmまで乗りました。結構距離は伸びましたね。

調子良さそうに見えてたのに何故??という向きもあるでしょう。
本当はそうでもないんですが。現に売却を決心することになったのも、クラッチ関係のオーバーホールが必要かも??それでいくら??うーん30万胃炎くらいかな、という感じの話になってきたからという。
その他諸々の理由もあわせて、まあ2時間くらい話せるかなというくらいの長い話になるんですが、以下延々と言い訳。

お金がなくなったとゆーのが正直なトコです(爆)。

やっぱコイツはヘビーな車ですぜ。維持するのはかなり骨が折れます。

部品代高いし。

ってゆーか、ぶっちゃけもうそろそろ部品がない。

ホントに好きなヒトしか維持できなくなってきている時期に来てると思います。
とゆーことは、お前はホントに好きではなくなったのかとゆーと。
そのとーりです(爆)。
サイズがね、僕にはでかすぎた。
取り回ししづらい。
そんなに速くもない(まあ重いからね)。
何より維持費が高い。独身なら良いんですが、家族持ちにはちと。
以上のことを考え併せると、まあずっと維持するだけの意味はないかと。






一番の問題は、僕にアルファの看板を背負っていこうという情熱がなくなったとゆーコト。とりあえず、今は。
なんだか、バカバカしくなってきました。アルファに縛られることに。
別に4人乗れる車でそこそこ面白ければなんでもいいわけで、アルファにこだわる必要は全くないということ。まあ、ようやく気づいたんですけど。
アルファロメオなんて大層に言ったところで、所詮乗用車ですよ乗用車。全然スーパーな車じゃない。
そーゆう考えもあって、ぼくは〜〜オーナーズクラブとかいうのに入るのがイヤになったんです。そんな同じ車種を他の辛抱強いみなさんと共有していく自信がまったくない。そこまでの思い入れがなくなった。164オーナーズクラブには一時期入っていましたけど、その中でもあんまり会話にはついていけなかったし。ぶっちゃけ、あんまり面白くなくて。

それと、現代アルファに魅力的な車が全くない。
FFアルファはつまんない。エンジン音だけですよいいのは。アルファって足腰も含めてアルファだから、FFのは本当の意味でのアルファとは言えないと思います。人それぞれ言い分はあるでしょうが。 でも一度75に乗ってみてくださいよ。分かるから。
けっしてFRだからよいとかそんなわけわからんこと言うつもりじゃないです。ただ昔のアルファの方が楽しいだけ。それだけ。

誤解して欲しくないのはFFの車がダメとか言うことでは全然なくて、中型以上のアルファのFFはあんまり良くないと思うだけ。あんなドでかい3.2LV6を前輪駆動にして、さすがはGTAの再来だとか言うアホな車には興味はありません。そんなデカイセダンが欲しいなら、迷わずBMWに行きますよわたしは。
まあスッドとかは良いのかもしれませんけど、あと147の1.6とか。
日常の足としては良いかもしれないですけどね、156とか。でもエンスーとか気取って乗る車では全くない。まあエンスーとかになりたいわけでもないんですが。
その意味では155は良かったですねぇ。あれは実用セダンとしては優秀。別に速くはないけど。クーラーも効くし。知ってました?実は156よりよく効くらしいですよ。

実用セダンとしては、155以上は要らないですねぇ。それも2Lで十分。164クラスは不要ですよ。だから166本国でカタログ落ちするんでしょうけど。



アホな自動車ライターがよく書く言葉に、ラテンの熱い血とかいうのがあるけど、僕に言わせれば、そんなもんはない。
アレは滑稽きわまりない言葉で、まだそんなこと言ってるのかよあんたら、と言いたくなる。または伝統のV6エンジンとかね。何が伝統だっつーの。あんな新しいユニットつかまえて。まあ語彙がないんですねー。
アルファを戦前のレースばっかりやってた会社、というイメージがあるから、そういう目で見ちゃうんでしょうね。そういった格好いいアルファはもう既にないのに。
少なくとも現在のアルファ=フィアットそのものですからね。面白い車を造ろうというスタンスはまああまりないでしょう。売れる車を造ろうとはしているでしょうが。

まあ、当然といえば当然です。だってそうしなくちゃ生き残れないんだもん。
しかしそうすると面白みのない物ばかりが出来る。

メルセデスもそうだけど、売れようと思った瞬間にその車としての魅力を無くしてしまうみたいね。もちろん昔のヒトが売れなくてもいいやと思ってたとは思いませんが。しかし今のようなコスト優先主義は無かったはずです。
やはりいろんな意味で妥協していくからなんでしょうけど。売れるかもしれないけど、なんかそのエッセンスが薄まっていくというか。
たとえば、造った設計者がほらよって投げたボールがダイレクトにユーザーに届かずに、途中であんまり車のことを知らない色んなヒトに中継されて渡される感じ。薄まってしまうどうしても。

そういった意味でQ4は僕にはアルファっぽくなかったなぁというのが正直なところです。(じゃあ、そんなに言うほどアルファ乗ってんのかといわれると困るが)。
良い車ではあったのでしょうが(壊れなければもっと良かった)。
大体アルファって基本は小さい車で小排気量で高回転まで回してデカイ車を追い回すってのがかっこいいと思うんですよ。その意味ではホンダに通じるところがある。あったんですが、今はむやみに拡大路線を突っ走っていますなぁ。BMWのマネしなくても良いのに。

つぎにアルファに帰ってくるとすれば、間違いなくジュリア系ですね。もうホントに趣味の車。 休日のみ出してあげるというね。

で、結論。
趣味と家族の車を両立させることは出来ない。

お粗末様でした。

でも楽しかったよ。今までありがとうQooちゃん。さようなら。