イタリヤンな赤き重戦車その二

ピニン(以下ピ)「チャオ! ペペロンチーノシチリアーナガリバルディ! マンマミーア!」
ファリーナ(以下ファ)「おお、そこにみえるは地中海の宝石工業用ダイヤモンドは永遠の輝きピニン君ぢゃあないか!」
ピ「そういう君こそアルプス越えの勇者ハンニバル=羊たちの沈黙フリークのファリーナ君!」
ファ「そしてここにあるのは我々の純然たる愛の結晶、164Q4!!、略して64!!ダネ。ビバ、任天堂!!」
ピ「そう! 今回我々はパパのためにこの極東の地黄金の国ジパングまでシベリア急行をつかってわざわざ来てやったのサ!!」
ファ「黄金の国と言うけど、金なんか何処にも落ちてないじゃん!」
ピ「そのトオリっ!! 金は全て政治家と外務省の懐に転がり込む仕組みになっているのサ!!」
ファ「なーんだ、僕らの国とあんまりかわらないなぁ。」
ピ「では行くよ! 今回は内装だぁ!」
ファ「ここ、試験に出るからね!」

ピ「どーだい、ボディに負けず劣らずこの直線基調のデザインは。」
ファ「すごいネ! まるでバーティカルリミットかクリフハンガーって感じダネ!」
ピ「初期型の方がもっと絶壁チックなんだけどネ!」
ファ「でも割と使いやすい配置なんだよ!」
ピ「ノルドちゃんのハザードは使いにくかったからねぇ。」
ファ「164も初期型はもっとヘンだそうだよ!」

直線基調のダッシュボードスイッチ類。
デザイン重視の中にも機能性があります。
いやマジで。
オーディオ用の蓋まで付いてるし。
スイッチ類は集中してます。
使いやすい。いや本当に。
フルスケール260kmメーター。
そこまで出るのか知りませんけど。
タコメーターはレッドゾーン7000から。3Lなのにねぇ。
下のちっこいメーターは左から
電圧計、油圧計、水温計、燃料計。
スイッチ類は155と同じ物です。
皮はドア内側まで張ってあります。
ドアロックピンはプラスちっきーでしょぼいです。



ピ「サイドシルにもアルファのロゴがあるんだよ。」
ファ「どうせならアルミで作ればいいのに。ここにもコストダウンのビッグウェーブだネ!!」

分厚いフロントドア。
めっちゃ重いです。スパイダーGTV並です。
力入れなくてもドンッと閉まります。
サイドシルに控えめなアルファのロゴ。
アルミの社外パーツがあればいいんですが。



ピ「これがウワサの本皮レカロシートさ!! なんと電導シートなのサ!」
ファ「レカロにしちゃ、ドライビングポジションが高くてちょっぴり終わってるネ! なんと一脚100万するそうだよ!」
ピ「へぇすごいヤ! ということは、2脚で200万だから、Q4の値段は実売価格が750万だから・・・。車両本体は550万かぁ!」
ファ「そうなんだヨ! 別に電導じゃなくてもいいから普通のレカロにしてディスカウントしてくれれば良いのにネ!」
ピ「壊れたらどうすんだ!って感じダネ!」
ファ「なんとシートヒーターまでついてるのサ!」
ピ「オープンカーじゃないのに? いらないジャン!」
ファ「きっとイタリヤンなヒトはお尻の皮下脂肪がうすいんだヨ!」

レカロの電動シート。
この車はタン皮でした。
Q4は受注生産なのでほんとは色々あるはずなんですが、
今まではこの色しか見たことないですね。
ちょっとアイポイントが高い以外はいいです。
レカロの証。 シート調整は全てこれらのスイッチ類で行います。
でも壊れたらどうなるんでしょう?
一番右はシートヒーター。
多分使いませんけど。
ステアリングは前期型のスパイダーちゃんのと同じようです。
中央のオーナメントは無色で味気ないです。
ペダル配置は普通。



ピ「どうだい? 駆け足で来たけど、Q4がどれだけキテル車かアウトラインは飲み込めたかな!?」
ファ「バッチリだヨ!! ジャポネーゼのみんなは物わかりが良いからすんなり理解できたと思うヨ! まさに右にならえ!出る杭は打たれる!坂の上の雲!ダネ!」
ピ「おっと、もうこんな時間だ。Drピエヒとの会議に遅れてしまう! じゃあ今回はこのくらいで! また会える日を楽しみにしているヨ!!」
ファ「アディオス!! ドルチェヴィータバチカントッポジージョ!! ローマは1日にして成らず!!」