イタリヤンな赤き重戦車

ピニン(以下ピ)「チャオ!!ジローラモトッティカルボナーラ、パックスロマーナ!!」
ファリーナ(以下ファ)「おお、そこにみえるはイタリアの至宝マッチョダンディなピニン君ぢゃあないか!」
ピ「そういう君こそミラノの男気グレイトフルクレバーなファリーナ君!」
ファ「そしてここにあるのは我々の純然たる愛の結晶、164Q4!!、略して1Q!!ダネ。」
ピ「そのトオリッ!!今回我々はパパがQ4なんて罰当たりなリーサルウエポンを手に入れたと聞いたものだから、こうやってはるばる地中海から中華航空でやって来たのサ!」
ファ「ウン。では我々が心頭滅却してdesignしたこのマーヴェラスビューティホーな4輪駆動車を説明しようか!」

ピ「まずは外観ダネ!」
ファ「どうだい兄弟、この直線基調なシルエットは。泣く子も黙るほど地平線の彼方までまっすぐダヨ。」
ピ「スバラシイね。こんなdesign現代のフィアット傘下のアルファじゃ出来ないネ!」
ファ「あんまりやろうというヒトもいないと思うけどネ!」
ピ「あっはははー!!フロントマスクはどうダイ?」
ファ「プ○ョー205に似てるってウワサもあるけどネ!」
ピ「クリソツじゃん!」
ファ「やだナァ、ピニン君、あっはははー!!」

すっきりしたフロント回り。
どこまでもまっすぐ。
アルファセダンとしては異例のきれいな顔。
この角度からが最も美しいと思います。



ファ「ホイールはドコ製だっけ?」
ピ「やだナァ、ファリーナ君、スピードライン、和訳して速度線!に決まってるぢゃあないか!」
ファ「そうだったネ、いやぁ失敬失敬。最上級グレードらしく、見た目も半端ぢゃないネ!」
ピ「こんなにジャーマンみたいなボルトいらないぢゃん!みたいな。」
ファ「ロリンザーか!って感じだネ! あっはははー!!」

こんなにたくさんボルトが生えてなくてもいいんですけどね。 トランクは実は155より狭いんですよ。
だってこの下にはでっかいセンターデフがあるんです。
給油口は円形。 ドアミラーは普通。



ピ「我々のサインが連名で書いてあるネ!」
ファ「オーナーの所有欲を満足させる心憎いばかりの演出サ!」
ピ「でも"by pininfarina"って何だろうネ! pininfarinaによって何を為されたかさっぱりわかんないネ! pininfarinaによってウンコされました!でもいいのかな!」
ファ「日本人、いわゆる黄色いサル、英訳してイエローモンキー、略してイモ!には何でもいいだろっていうアニエッリ親方の意向ぢゃないかな!?」
ピ「本国仕様じゃ"design by pininfarina"なんだそうだよ!」
ファ「いわゆる大英帝国語的には間違ってるぢゃん! "designed〜"だよネ!」
ピ「だって彼らはイタリヤンだもーん!」
ファ「そーかー!あっはははー!!」

ウインカーランプは実は純正はもっと小さいという話が。 ライトウォッシャーは155は2個でしたけど、
こっちは3個です。
ヘッドランプはやっぱり205っぽいですね。
BOSCH製です。
フォグはCALLERO製。



ピ「これがQ4の心臓部3LV6エンジンさ!」
ファ「光り輝く6本のインテークマニフォールド、略してイマ!が目に眩しいネ! これってエンジン横置きだからこう見えるんだけどネ!」
ピ「これから230ps/6300回転を絞り出すのサ!」
ファ「そんなパワーどこで使うのサ!?」
ピ「決まってるぢゃあないか! 高速道路で覆面パトカーと速度違反取り締まり機に怯えながら飛ばすのサ!」
ファ「そいつは心臓、英訳してハート!に悪いヤ! そうそうこのマニフォールドをしこしこと磨く人もいるらしいネ!」
ピ「そうそう! あと、このマニフォールドを見て欲情する人もいるらしいヨ!」
ファ「そいつはおかしいヤ! あっはははー!!」

これがV6エンジンだっ!  V6マニアの垂涎の的、インテークマニフォールド。
3000cc DOHC。230PS/6300回転の専用チューンです。
3Lユニットで最強。
速いのは間違いなし。


ピ「まだまだ続くのサ!!」
ファ「ホントかい!?」