今週の 試乗車 インプレッション! その2
ランチア デルタ16V(1991年モデル)

諸元ランチア デルタ16V 1991年式
新車価格520.0万胃炎
エンジン水冷直列4気筒DOHC16バルブICターボ
排気量1995cc
燃料供給装置インジェクション
最高出力200ps/5500rpm
トルク31.0kg.m/3000rpm
駆動形式4WD
ギアボックス5MT
サスペンションF/マクファーソン, R/トーションバー
ブレーキF/ベンチレーテッドディスク, R/ディスク
大きさ3900mm(L),1690(W),1360mm(H)
ホイールベース2480mm
トレッド1448mm(F),1440mm(R)
タイヤF&R 205/50ZR15
重量1250kg
最小回転半径5.2m
試乗時距離数109000km


【重要!】ココに記載している内容はあくまで一過走行中古車についてのインプレッションですので、当該車種の一般的な評価では全くないことをあらかじめご了承ください。


そうそれは生あったかい早秋の午後のことでした。いつものようにアレーゼ博多にて。

わし「おお、デルタ。これは5ナンバーサイズの16Vですな。しぶいなぁ。」
しゃっちょーさん「乗ってみますか?」
わし「おお、いいんですか?」
しゃっちょーさん「いいですとも。ついでに買いませんか??
わし「そいつは遠慮しましょう。


基本的にホイールなんかもノーマルですね。好感が持てます。
白いカラーは珍しい。
これは16Vで5ナンバーになります。エボは横が長くなったので3ナンバー。
この形の方がすっきりしてて好きだな。
マフリャーは男らしい2本出しです。
しかし何の変哲もない2ボックスカーを無理矢理WRCマシンに仕立てたランチアはすごい、
というかある意味狂っているなぁ。


誇り高きランチアエンブレム。 男の仕事場って感じのコクピット。
全て直線基調です。計器類なんかはいっぱいあってよくわかんない。
ちなみに物入のたぐいはあまりありません。
夜はメーターの明かりが暗くて閉口したなぁ。やっぱ古いだけあります。


シートは革張り。布地の物もあるようです。
夏は暑くてたまらないとか。
クーラーも効きはいまいちだし。
おお、ボンネットは前ヒンジですな。
男らしい。


エンジンはフィアットツインカムです。
ご覧の通り、エンジンルームはぎちぎち。


肝腎の走りはって?

楽しめる走りは出来ますね。ターボが効けば速いし。ただターボラグがかなりあって、低速トルクも全くありません。まあ10年以上前の車なんで、現在の速い車と比べるのは酷でしょうけど。
僕の腕ではずっとon the rail感覚ですけど、これを振り回すのはかなり覚悟が入りそうです。

しかし車内は狭いし、ファミリー向けではないですな。完全な趣味車です。

あと、クーラーは効かない。うーむ。真夏は無理ですな。