14 ??

ルファ初のフロントドライブ大衆車であるアルファスッド。水平対抗エンジンを積むこの車は、実は知る人ぞ知るベストハンドリングマシン。その正当たる後継車がアルファ・33であり、ご存じの145です。そのまた後継車が今年から発売されるであろうアルファのボトムレンジ、147。

Alfa Sud Alfa 33 Alfa 145

ヨーロッパではすでに街を走り回ってるであろう147。
日本でも直輸入ショップ(goos○neckみたいな)では、すでにデリバリーが始まってますが、ここ北部九州で実際に街を走ってるのを見たことはありません。ま、今走ってるとしても、2lツインスパークセレスピードでしょうけど。でもいまの145最終モデルが無くなったら入れ始めるでしょうから、もう少しでお目見えですね。
この147という車。売れるかと聞かれたら、僕は「間違いなく売れる」と思います。しかも156より売れると。
なぜそう言い切れるのか・・・。
れは、この147、145の後継車であってそうでないからです。
なにを訳わかんないこと言ってるんじゃと思われるでしょうが、ちゃんと根拠があります。
それは、

@顔がかわいい
A形が丸くてかわいい
B内装がすてきでかわいい
Cオートマがついててアルファのくせにかわいい

この4点に絞られます。

決して一部のオタ○キーが言ってるように「156よりも短いホイールベースにもかかわらずトレッドは同じくらいで2リットルのエンジンを積みなおかつ軽いため峠では最強のコーナーリングマシンと成り得る」から売れるとかいうのは、全くのでたらめです。
(まあ速いのは速いんでしょうけど・・・、でもねでもね)

ぜならこの147を買うのは、ほぼ間違いなくちょっと小金持ちの女子大生、OL、アパレル関係、女医、セカンドカーが欲しい子持ちの奥さんが多数を占めると考えられるからです。
これはどういうことかというと、プジョー306とかプントとかローバー100とかちょっと変わったスモール外車がいいんだけど、ヴィッツとかBMW3シリーズコンパクトとかベンツAクラスとかVWポロはそこら辺にたくさん転がっててイヤだ、という購買層に受けると思われるからです。
PEUGIOT 306 FIAT Punto ROVER 100
TOYOTA Vitz BMW 3series compact Mercedes-Bentz A class VW Polo

た145を見に来たけどオートマがなかったからやめた、という症例が多いことも挙げておきましょう。

まず@ですが。
この顔を見てください!先代145とは全く異なるこのつぶらなお目目!プジョー206とも好対照です。
いかにも「買って買って〜〜」と言っているようじゃありませんか。
これはペットショップの檻の中のミニチュアダックスフントもしくはポメラニアンの流し目にそっくりです。
PEUGIOT 206

Aもしかり。

丸いでしょう?これを見るとプントの方が攻撃的に見えるくらいです。女性には丸い方が受けます。当然です。I○MのAptivaとi-M○chはどっちが受けると思いますか?いくら香取○吾が宣伝しててもダメなものはダメなのです。これは赤ちゃんが曲面を主体として構成されている事実と無関係ではないと思われます。


Bはこの写真を見てください。

145では考えられもしなかった156もかくやという豪華な内装が156より安く300万切る価格(だと思われます)で手に入るんですよ! しかも166しかついてないダッシュインのナビ付き!!! しかもドリンクホルダーもある!! まさに日本の交通事情に即した快適装備と申せましょう。
今時、ドリンクホルダーも付いていない車なんて問題外です!!

ん??でもよーく見たら、ドリンクホルダーとナビは一緒には付かないのかな??


Cこれがもっとも大事でしょう!

セレスピードとはいえオートマがついてくるんですよ!シティモードにしてしまえば普通のオートマとおんなじです。
セレスピードなんて名前は言わない方が無難でしょう。かえって混乱を増幅させるだけでアルファに対する不安感を募らせます。
「156の他にはふぇらーりえふ355と360もでなにしか付いてないF1と同じ機構のせみおーとま」???なにそれ???ってなもんです。
なんにも言わずシティモードで送り出せば何の問題もありません。ステアリング裏のパドルシフトなんて、あくまで一アクセントということで一生気づかずともよいのです。
もっといいのは日本に来るかどうかわからない1.6lにQ-システムを付けたらいいのになぁ。

以上のような理由から今までフランス勢(特にプジョー)に奪われていた、若年女性を引き込むことが可能なのです。いや、若年に限りません。中年以降の方でもかっこいいはずです。


れだけでも十分売れると思われるのですが、なお安心できないと嘆かれるアレーゼのみなさんにトドメとなりうる策を授けましょう。
それはプジョーの戦略を(ほんのちょっと)参考にするのです。
プジョー206に新型がでますね。そう、206CC(クーペ・カブリオレ)です!


メルセデス・ベンツSLKばりのヴァリオ・ルーフ(鉄の屋根が電導開閉するアレです)装備のオープンカーです。
ただクーペなんだかカブリオレなんだかはっきりしないネーミングで、とてもベストなネーミングとは思われません。コンセプトカーのときの20の方が100倍よかったです。「はっきりしろー!!」と言いたくもなりますが、おそらくこれは売れます。
なぜなら「おしゃれ」だからです。いいのですそんな理由でも。だって206みたいな車に家族4人で乗らないでしょう? せいぜい2人のはずです。それで値段がちょっと高いだけなら、オープンカーの方がおしゃれと思うのは誰しもの心理というもの。たとえ1年間に一回くらいしかオープンにしなくても、そのうちにオープンカーなんてこと忘れちゃって開閉機構が錆び付いてしまってもよいのです。だって「おしゃれ」なんですもの。

これと同じものを147にも付けてしまっちゃおう、というのがそのとびきりの天下三分の計なみの策です。
オープンカーならもうスパイダーがあるじゃないかって?? いいじゃないですか2台あっても。堅いこと言いっこなし。
プジョーだってメルセデスだってBMWだって2台あるんだから。
え?もしプジョー側から盗作だー!と言われたらどうするかって?

ご心配には及びません!

「奇遇ですねぇ。いや、うちも考えてたしー。」ととぼけるか、それがイヤなら、某電○少年みたく、「おっしゃるとおりです!!」と公然と認めてしまえばよいのです。

以下が私が考えた14の想像図です。

Alfa 14 front
Alfa 14 rear

でもリアの窓とリアトランクがこんな形状だったら、オープンにしたら荷物載りませんね〜。
さすがアルファ。