銃簡易年表(リボルバー編) 人名 銃名
18世紀
原型すら無し(笑)けれど、14世紀半ばにはヨーロッパで火縄を使った鉄砲は出来ていた。
19世紀
リボリバーの原型となる「ペッパー・ボックス拳銃」考案(1830頃)
「ペッパー・ボックス拳銃」:銃身を複数(4,5,6の三種)束ねたもの、手動で単発のガトリングを思い浮かべれば判り易いかと、ハンドガンですけど(^^;)
マメ知識:名前の由来は銃身を手で捻る動作が「ペッパー・ボックス(胡椒引き器)」に似ている事から
米でサミュエル・コルトが「パッカ−ション・リボルバー」開発(1836)
「パッカ−ション」:正確にはパッカ−ション・キャップ式、簡単に言えば雷管を取り付けたキャップを火薬を詰めた銃身に取り付け撃鉄(ハンマー)でソレを打って発火させる方式。
米でウォーカー大尉、サミュエル・コルトが「コルト・ウォーカー・モデル(コルトM1847)」を開発(1847)
翌1848、改良型の「コルト・ドラグーン(コルトM1848)」開発
マメ知識:コルトM1847は桜田門外でも使用された。
マメ知識(2):コルトM1848はコルトM1847の修理時(故障が多かった)に出た余った部品で作られた(笑)
米でダニエル・ムーアが「スイングアウト式」を考案(1860)
「スイングアウト式」:シリンダーを横に振り出す方式。
コルト社が「コルト・ピースメーカー」を開発(1860)
名銃として名高いですね。
S&W社がジョ−ジ・スコフィールド少佐デザインの中折れ式「スコフィールド」開発
「中折れ式」:銃身の付け根下辺り(ヒンジ)から折り曲げることの出来るリボルバー、これにより排莢出来る。
ピースメーカー、スコフィールドは共に「シングルアクション」
「シングルアクション」:一発撃つごとに、撃鉄を上げなければ撃てない
コルト社が世界初の「ダブル・アクション・リボルバー」の「ライトニング」を開発(1877)
「ダブル・アクション」:引き金(トリガー)を引くと同時に撃鉄も起き上がる方式。
S&W社が「ダブル・アクション・リボルバー」を開発(1880)
コルト社が初めて「スイングアウト式リボルバー」を実用化(1896)
20世紀
米のスターム・ルガー社が357マグナム弾発射可能のシングル・アクション・リボルバー「ブラックホーク」開発(1955)
S&W社がフレーム素材に錆び難いステン素材採用(1960半ば)
スターム・ルガー社が、454カスール弾発射可能のダブル・アクション・リボルバー「スーパー・レッド・ホーク」開発(1987)
21世紀
S&W社が50口径弾薬発射可能の「M500」を開発(2003)
何か質問があれば、お答えします(する人いるかなー(^^;))