「おひたし」
 
「バトー、久しぶりに散歩でもしてみない?」
 
と、急に少佐からのお誘いがあった、別に断る理由があるはずも無いので「いいぞ」と了解してすぐに外に出た、少し風はあるが、空は晴れているいい散歩日和だ、近くの公園に入りベンチに座っているとあるものが目に入った「ツクシ」だったすぐそこに春が来ているんだと少し嬉しくなった、少佐にそれを言うと
 
「ツクシのおひたし」
「は?」
「酒にあうそうだ」
「ほう?」
「・・・(睨)」
「了解(疲)」
 
適当に摘んで来たツクシを料理の本を見ながら、ああだ、こうだ、言いながら作っていく
 
「おひたしなんだから浸せばいいんだろう」
 
ボールに溜めた水の中にツクシを放り込みながら言う少佐に「生のまま食う気かよ」と突っ込もうとした時
 
(おい)
「?」
「何か言ったか?」
「いいえ、何?」
「いや、何か聞こえたような」
(君達)
「・・・少佐、手」
「?・・!?」
 
手の中に居た(?)モノに気付いた少佐がそれを床に放り投げた
 
(痛いじゃないか)
「テメー・・?カズンドか?」
「なんでツクシに?」
(似てるからな、所で君達はおひたしの作り方を知らないのかね?)
「貴方知ってるの?」
(まあね)
「教えてもらえる?」
「なっ」
(いいだろう)
「は?」
 
それから先は「ツクシ」に教えてもらいながら、どうにかこうにかで完成した
 
「これで後は食べるだけ?」
(そうだ、さて・・)
「教えてもらってお礼も無しってのは悪いわね」
(話が早い)
「おい!」
「その前に、私たちの家族を紹介するわ」
(家族?)
「おいで」
 
と外に居たネコに向かってそのツクシを“振った”
 
な、何を!?うああああ
 
あっという間にネコはツクシを咥えて外に飛び出していった
 
「少佐」
「何?」
「いや、何でもねぇ」
「そう?じゃあ食べましょう」
 
おひたしは美味しかったし、酒も進んだ、しかし、少佐よ、あの「ツクシ」もとい「カズンド」9課に持ってった方が良かったんじゃないか?
 
「すぐに枯れるわよ」
「!?」
「ね?」
「そうだな(かなわねぇな)」
 
 
いやはや、何とも・・・申し訳無いですm(_ _)m

済みません!余りにも「ツクシカズンド」が新鮮だった物で(^^;)