1958年、日活、蔵原惟繕監督作品。
▼▼▼▼▼最初にストーリーを書いていますので、ご注意ください!▼▼▼▼▼
嵐のアルプス、山小屋に避難して来た女性グループに、先客だった男たちがちょっかいを出す。
それを止めたのが、北大建築科の学生、滝颯夫(石原裕次郎)と親友四郎(川地民夫)の二人連れだった。
東京に戻った颯夫は、羽根田工務店に勤めている父(宇野重吉)が再婚した相手(山岡久乃)の連れ子が、山であった女性グループの一人今日子(北原三枝)であった事を知る。今日子も颯夫が義理の兄であった事に驚きを隠せない。
父がいた工事現場で事故が発生、作業員が足場から墜落し死亡する。
それにもかかわらず、会社の株価は上昇、何ものかが株価を操作している様子が見られる。
颯夫は父親から、ライバル会社である泉建設への入社を強く望まれていたが、それに反発し、入社試験をボイコットする。
パリから帰国した四郎の姉で、シャンソン歌手の根津踏絵(渡辺美佐子)は、泉建設の社長、早田(金子信雄)と婚約していたが、颯夫と出会った事から、彼の魅力に惹かれるようになっていく。
颯夫の父は、定年真際になっても業績を認めてもらえない今の会社に見切りを付け、ライバルである泉建設に招かれる事を条件に、工事を意図的に遅らせていたのだった。
しかし、早田に彼を招く意志は最初からなく、羽根田工務店の信用を失墜させ、結果的に株を安く手に入れ、乗っ取る腹づもりであった事を颯夫と父は知る事になる。
自らの過ちに気付いた父親と共に、颯夫は台風が接近する中、遅れていたビル工事を何とか期日までに完成させようと協力する。
しかし、その現場には、早田の息がかかった連中が実力行使で妨害しにやって来た。
▼▼▼▼▼個人的なコメントはここから下です。▼▼▼▼▼
義理の妹という立場ながら、颯夫に心惹かれていく洋子と、本当の恋愛を知らず、早田という婚約者を持ちながらも心揺れる踏絵の互いの鍔迫り合いが面白い。
作品としてはまずまずの出来…といった所か?
裕次郎のキャラクターが優等生過ぎるのが、ちょっと気にならないでもないが…。
クライマックスの台風シーンは、なかなか迫力があり見せられる。
登場人物は全員若いが、中でも、髪の毛フサフサの金子信雄と、坊や坊やしているあどけない川地民夫が新鮮。
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