1936年、日本マンガフィルム研究所、鈴木宏昌画作品。
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若侍と老人が、夜の古寺に迷い込み、老人は突如出現した巨大な手に捕まってしまう。
さらに、床の下から髑髏が出現し「太郎さん、今晩わ」と若侍に話し掛ける。
しかし、若侍は怖がる様子も見せず、出現したろくろっ首の首をギターの弦のようにつま弾きながら「面白いな〜」と言う。
棚に飾ってあった蝋燭立ちがダンスを踊りだし、やがて、全部溶けてしまうと、観ていた若侍は拍手をする。
すると、三つ目小僧が出現し、「人間くさいぞ」と寺の中の探しはじめ、若侍を見つけると、小僧、一人で来たとはちょこざいな!怖くないか?と脅すが、若侍は怖くないと平気な顔。
仕方がないので三つ目小僧は消えてしまう。
今度は、大狐が太郎に挑み、子狐たちが若侍を取り囲む。
若侍は、ヨーヨーを大狐に渡し、大狐はそれを気に入る。
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かなりデフォルメされた可愛いキャラの若侍が登場する、怪奇ギャグアニメ。
勇気のある若侍と言うより、子供に近い侍が、古寺で、いろんなおばけと一夜を共にして遊ぶと言う単純な内容で、全編、動きの面白さに徹した展開。
特に、ストーリー的にどうこう言うような内容でもないが、幼児向けとしては、なかなか楽しいアニメになっていると思う。
