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光戦隊マスクマン

1987年、東映、八手三郎原作、曽田博久脚本、長石多可男監督作品。

▼▼▼▼▼最初にストーリーを書いていますので、ご注意ください!コメントはページ下です。▼▼▼▼▼

地底の中にある「涙の海」に住む人魚レライ(池田智子)は、湖から上がると人間の姿に変身する。

彼女は地帝王子イガム(浅見美那)から何時の日か結婚しようと言われ、その魅力の虜になっていたのだ。

レライは、恋するイガムから言われるままに、歌を歌いはじめるが、その歌声と地帝獣ホーンドグラーの泣き声が共鳴して大地震が起きる。

地上では、地震波を分析した結果、その波形が、言葉の波形とそっくりである事が判明する。

イガムは、命のある限りレライを歌わせようとするが、そこへ駆け付けたマスクマンたちが変身し、レッドマスクがレライを救出する。

レッドは、君への愛の言葉もイガムの策略だと説得するが、レライは信用しない。

人間の姿で、地上に長くいすぎたレライは、苦しみはじめる。

「涙の海」に戻らないと死んでしまうのだ。

そこへイガムとアングラー兵たちが出現、イガムは「涙の海」の水を消しさり、レライにもう海へは戻れなくなったと話す。

それを聞き、はじめてイガムに騙されていた事を知ったレライだが、命が惜しくば、歌い続けるんだと脅され、仕方なくレライは、自らの命を削る歌を歌いはじめる。

崖が地震で崩れる。

それを見たレッドは、愛を知ったものを救えるのは愛だと悟り、洞窟の中を捜索しはじめる。

イガムは、そんなレッドを蹴りつけて来る。

そこへマスキードリルが到着。

タケル(海津亮介)は、レライを本当の海に戻そうと、彼女の身体を抱いて地上に出る。

しかし、そこへ戦闘機が飛来し、爆破が起きる中、走り続けるタケル。

何故、私のようなものを?と問いかけるレライに対し、命は貴いんだ!と答えるタケル。

ようやく、海に到着し、その中に戻ったレライは、元の人魚の姿に戻るのだった。

そこへ駆け付けて来た他のメンバーたち。

ホーンドグラーたちも、海岸に現れる。

オーラバスター!

海の中で、タケルの事を気にしてか、潜ろうとしないレライに対し、タケルは「行くんだ!レライ」と叫ぶ。

マスキーブレイド!

ジェットボンバー!

ドグラーは巨大化する。

ターボランジャー発進!

マスキーファイター発進!

合体!ファイブクロス!で、巨大ロボグランドファイブになる。

グレートガン!ジャイロカッター!

光電子ライザー!ファイナルオーラバースト!で、敵を撃破したマスクマンたち。

それを確認したレライは、本当の海に帰って行くのだった…。

 

▼▼▼▼▼個人的なコメントはここから下です。▼▼▼▼▼

「光戦隊マスクマン」の劇場版。

基本的に、ファンタジーっぽい雰囲気が濃厚な一編である。

ラストは、お馴染みの海辺での戦いだが、人魚と言う設定が海とマッチしていて、なかなか叙情的。