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刑事物語4 くろしおの詩

1985年、キネマ旬報+東宝、片山蒼原作、黒井和男+ちゃき克影脚本、渡邊祐介監督作品。

▼▼▼▼▼最初にストーリーを書いていますので、ご注意ください!コメントはページ下です。▼▼▼▼▼

列車で犯人を護送中だった片山(武田鉄矢)は、犯人をトイレに連れて行く途中、お腹を押さえて苦しがっている女性、桃子(相原友子)を発見、陣痛と勘違いし、彼女の世話をする内に、まんまと犯人に逃げられてしまう。

その不始末の責任を取らされ、片山は、高知中央署の署長(植木等)から免職を言い渡されてしまう。

結局、キャバレーの従業員として働くことになるのだが、腕っぷしの強さに目を付けられ、あろうことか、山梨剛造(大友柳太朗)率いる山梨組のヤクザの一員になってしまう…。

 

▼▼▼▼▼個人的なコメントはここから下です。▼▼▼▼▼

シリーズ4作目で、今回は潜入捜査もの。

本作での見所は、何と言っても、植木等久々のコメディ演技。
女装姿を披露する等、サービス満点。

武田の盟友で、シリーズの主題歌も唄っている吉田拓郎と、劇中ばったり出会い、互いにどこかで見たような…と、顔を見合わす楽屋落ちシーンも。

他のシリーズ作品に比べ、湿っぽい人情要素が少なく、逆にドタバタ要素が増えているのが特長か。



三波春夫を始め、意外なゲスト陣の顔ぶれも楽しめる。