1976年、東宝、原田康子原作、井手俊郎+蒼井アキレ脚本、河崎義祐監督作品。
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北海道、劇団の手伝いをしている少女怜子(秋吉久美子)は、ある日、ぶらぶら散歩の途中で、少女の連れた子犬に手を出し咬まれてしまう。
その少女の父親らしき中年男性は恐縮するが、怜子は自分の方が悪かったと謝る。
これが、怜子と建築家桂木節雄(仲代達矢)の出合いであった。
怜子は後日、桂木の自宅を訪ねるが、妻あき子(草笛光子)が出てきたので、逃げ出してしまう。
そのあき子は、学生らしき若い男(村野武範)と密会を重ねる仲であった。
喫茶店でアルバイトをしていた怜子は、その密会場面を見てしまう。
その事もあってか、怜子は寝取られ男である事に気付いていない夫、桂木の事務所に足しげく通うようになり、いつしか彼と深い仲になっていくのであった…。
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1957年の「挽歌」のリメイク作品。
奔放に生きる多感な少女を秋吉久美子が良く演じている。
それを受け止める大人の男として、仲代達矢も存在感があるが、全体的にこじんまりとまとまってしまっており、作品としては地味な印象が拭えない。
