TOP

映画評index

ジャンル映画評

シリーズ作品

懐かしテレビ評

円谷英二関連作品

更新

サイドバー

挽歌('76)

1976年、東宝、原田康子原作、井手俊郎+蒼井アキレ脚本、河崎義祐監督作品。

▼▼▼▼▼最初にストーリーを書いていますので、ご注意ください!コメントはページ下です。▼▼▼▼▼

北海道、劇団の手伝いをしている少女怜子(秋吉久美子)は、ある日、ぶらぶら散歩の途中で、少女の連れた子犬に手を出し咬まれてしまう。

その少女の父親らしき中年男性は恐縮するが、怜子は自分の方が悪かったと謝る。

これが、怜子と建築家桂木節雄(仲代達矢)の出合いであった。

怜子は後日、桂木の自宅を訪ねるが、妻あき子(草笛光子)が出てきたので、逃げ出してしまう。

そのあき子は、学生らしき若い男(村野武範)と密会を重ねる仲であった。

喫茶店でアルバイトをしていた怜子は、その密会場面を見てしまう。

その事もあってか、怜子は寝取られ男である事に気付いていない夫、桂木の事務所に足しげく通うようになり、いつしか彼と深い仲になっていくのであった…。

 

▼▼▼▼▼個人的なコメントはここから下です。▼▼▼▼▼

1957年の「挽歌」のリメイク作品。

奔放に生きる多感な少女を秋吉久美子が良く演じている。

それを受け止める大人の男として、仲代達矢も存在感があるが、全体的にこじんまりとまとまってしまっており、作品としては地味な印象が拭えない。