1957年、おとぎプロ、鈴木伸一監督作品。
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鈴木伸一さんが手掛けた一種の実験アニメ。
画面に登場するデフォルメされた一人のおじさんキャラクターに問いかける形で、人類の過去と未来を描いて行く。
昔、鯨は四つ足で地上を歩いていたという。
でも、恐竜たちに襲われるのが怖くて、海に逃げ込み、以来、鯨の使わなくなった四つ足は退化して、今残っているのは、その痕跡だけ。
さて、人間は将来、どういう形に進化して行くのか。
人間はロボットを発明、その操縦法として脳波を送る装置を発明する。
食べ物は、丸薬、液体と変化して行き、最後は光線となる。
人間も鯨同様、使わなくなる左手、両足は退化し、身体は椅子と同化してしまう。
残った右腕は、便利の良い頭のてっぺんに移動し、女性はとかすのが面倒な髪の毛もなくなって、男女とも宇宙人のような姿となる…。
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デフォルメしたキャラクターと動きで描く、風刺SFといった所か。
最後はブラックな落ちが用意されている。
