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ふくすけ

1957年、おとぎプロ、横山隆一原作+撮影+監督作品。

カエルのうちに、頭が石のように固くて重いへんな赤ちゃんが生まれる。

そのへんてこなカエルふくすけは、成長すると、重い頭が地面についたまま逆立ちをして歩くようになる。

親ガエルは、そんなふくすけの身体に風船をたくさん結び付けて、まともの歩かせようとするが、いたずら鳥たちが風船を割ってしまい、又元通りの逆立ち状態。

困った親ガエルは、化研にふくすけを連れて行き、何とか対策を研究してもらおうとするが、実験中にどうした訳か、ふくすけの身体は空中に浮かぶようになってしまう。

仕方なく、親ガエルは、ふくすけに重い靴を履かせる事にするが、遊んでいる最中に、その靴が脱げて、ふくすけの身体はどんどん空に舞い上がってしまう。

たどり着いた先は、雲の上。

雷様に捕まって、ふくすけは、雲の上でこき使われる事になる。

それを発見したのは、ヘリコプターで探しに来た親ガエル。

重りのついた網を雲に投下、雷様諸共、捕まっていたふくすけを地上へ落とすのだが…。

 

▼▼▼▼▼個人的なコメントはここから下です。▼▼▼▼▼

セリフが一切なく、動きだけで見せるユーモラスなアニメ作品。

何といっても、大きな頭につぶらな瞳のふくすけのキャラクターがかわいらしい。

全体的に、動く絵本を観ている感じで、ほのぼのとしたファンタジーになっている。

子供から大人まで安心して楽しめる愉快な作品といえよう。