1941年、日本マンガフイルム研究所、片岡芳太郎作画。
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ちんどん屋をしていたお猿三吉は、海軍志願兵募集のポスターを見て、自分の生きる道はこれだとばかり、その場で衣装を脱ぎ捨てると、海軍に入隊する。
三吉は、訓練を経て戦艦に乗り込む。
やがて、敵の商船を発見。
早速、攻撃を開始する。
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ハンモックで寝ていた三吉を起こすネズミは、何故かミッキーマウスそっくり。
戦時中に作られたアニメに登場する敵の姿は、ミッキーマウスが使われている事が多いのだが、この作品では、三吉の味方として描かれているのが珍しい。
本作におけるお猿三吉というのは人間のキャラクター名なのだが、後に作られたお猿三吉シリーズでは、みんな猿のキャラクターに変化している。
全体的に戦闘の様子を中心に描いたもので、娯楽映画というよりは国威高揚目的、戦争教育的な色合いが強く、戦闘シーンが多い割に見せ方は単調で面白みは少ない。
