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ウルトラマンコスモスVSウルトラマンジャスティス
THE FINAL BATTLE
いつも通り、普通に楽しめなくはない程度の出来なのだが、新味に乏しく、インパクトは弱いように感じる。
テーマ性などに関しても、ほとんど、これまでの劇場版やテレビシリーズで言い尽くされてしまっている事の繰り返しではないのか?…と。
個人的には、「コスモス」としては、前作の方がまだロマン性も感じられ、良く出来ていたと思う。
昨年の作品でファイナルで良かったのではないか?
正直、わざわざ、さらにその続編を作る意味があったのかという疑問が残る。
蛇足の観が強いのである。
ジャスティスが人類をリセットしようとする必然性も、あまり感じられなかったし、主役であるはずのムサシも、あまり活躍しない…。
では、吹石一恵の物語として見ごたえがあるのかといえば、そうともいえず…。
本作には、過去のシリーズの出演者たちの同窓会という雰囲気以上に、個人的に特に感じるものはなかった。
幼児向けにしては、ちょっと全体的にトーンが暗いのも気になる。
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