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野獣狩り

1973年、東宝映画、須川栄三監督作品。

▼▼▼▼▼最初にストーリーを書いていますので、ご注意ください!コメントはページ下です。▼▼▼▼▼

船木(伴淳三郎)と明(藤岡弘)は、銀座署に勤務する親子刑事。

明は、親父の親友でもある鬼丸刑事、通称鬼やん(稲葉義男)と意見が衝突、思わず暴力を奮ってしまった事を悔い、警察を辞めようと悩んでいる。

そんな彼らに、ポップコーラ社長誘拐の知らせが入る。
「黒の戦線」と名乗る誘拐犯からの要求は、コーラ原液の秘密をマスコミに公開せよ…というもの。
アメリカのポップコーラ本社は、その代わりに30万ドル(8千万円)の支払いを決定する。

捜査陣は、犯人からの電話の背後に、かすかな車と汽笛の音を聞き取り、海岸付近を捜査しはじめるが、
一向に手がかりがつかめない。

犯人は意外に身近にいるのでは?…と睨んだ明だったが、ポップコーラのビル内を警察犬を使って探査していた鬼やんが、犯人によって襲われ、瀕死の重体になる。

犯人からの要求通り、金を運ぶ事となる明。

しかし、彼が向かわされたのは、歩行者天国でごった返す銀座のど真ん中であった…。

 

▼▼▼▼▼個人的なコメントはここから下です。▼▼▼▼▼

直情的な明を演じる藤岡弘と、「飢餓海峡」以来の渋い老刑事を演じる伴淳三郎との異色の取り合わせが見どころ。

実際の歩行者天国で行われたらしき(隠し撮り?)ロケが新鮮。
「あぶない刑事」でお馴染みだった、中条静夫がちらり登場する所にも注目。