1983年、ウエストケープ・コーポレーション&東映動画、舛田利雄総監督、西崎義展&勝間田具治監督作品。
さすがに、ブームも終焉を迎える時期に作られたシリーズ最終作。
この広告を見た時、まだやるの?…と、さすがに、呆れた記憶がある。
ヤマトが宇宙空間で「沈没」という最後を迎える…という奇想や、宇宙空間での騎馬戦など、それなりに新しいアイデアも加えられているが、さすがに往時ほどのパワーも魅力もなく、凡作の印象しか残さない結果となった。
完全に、松本零士色が払拭されたためか、敵キャラなどには、ほとんど「ヤマトっぽさ」がなくなっており、急速にファンの熱気は冷めて行ったように思う。
シリーズ全体に興味がある人にのみ、お薦めしたい。