TOP

映画評index

サイドバー

猿の惑星

「2001年 宇宙の旅」と、同じ年に作られた作品で、猿のメイキャップも「2001年〜」の方が、良く出来ていたにもかかわらず、圧倒的に大衆に支持されたのは、この「猿の惑星」の方でした。
原作は「戦場にかける橋」と同じ、ピエ−ル・ブール。
白人の主人公を迫害する「猿」たちのモデルは、戦時中の「日本人」である…事は、有名な話ですよね。
ジーラとコ−ネリアス夫妻のキャラクターが魅力的で、これが、この作品を親しみ易い物にしている事は明らかでしょう。
ラストのアイデアばかり誉めていたのでは、この作品の魅力を語っている事にはなりません。
TV放映時、中村メイコがジーラの声を演じ、「オイラ、オイラ」を連発するのは、ちょっと、トホホ…でしたが。
テイラーの声は確か「銭形のトッツァン」でしたね。