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宇宙戦争

H・G・ウェルズ原作の侵略テーマの古典SF。
ある村に落下した隕石から、宇宙人のウォー・マシンが出現して、次々に街を破壊していく。人類の運命やいかに?…と言うお馴染みのお話。
日系のアルバート野崎がデザインした独特の形の円盤や、三ツ目の潜望鏡のような触手(?)が無気味さを強調している。
軍隊が原爆で宇宙人に対抗するシーンや、宇宙人が滅びるオチなども、「ID4」でそのまま流用されている。
山奥の片田舎から、徐々に都会に事件が発展していき…と言う展開は、パニック物の原型ともなっている。
特撮などは、さすがに今観ると、ミニチュア丸出しで微笑ましいレベルだが、SF映画の古典としては、必見の作品であろう。