TOP

映画評index

 

サイドバー

ミカドロイド

1991年度円谷映像&東北新社&東宝作品。
監修-実相寺昭雄(「帝都物語」)、特撮-樋口真嗣(「平成ガメラシリーズ」)、企画・原案・監督-原口智生「さくや/妖怪伝」)…と、錚々たる(?)メンバーで、伊武雅刀、森本レオ、毒蝮三太夫、マ−ちゃん、黒沢清、手塚真、林海象…と、ゲスト出演陣も異色です。
破裏拳竜氏も頑張って(?)いますし…。
終戦まぎわの昭和20年3月、人体の筋肉強化を狙って研究が進んでいた「百二四式特殊装甲兵ジンラ號」計画が、軍部の反乱(?)と空襲の混乱の中、姿を消します。
時は飛んで現在の渋谷、深夜、ディスコが入っているテナントビルの電気状態がおかしいので修理して欲しいと依頼された主人公の青年が、そのビルの地下駐車場で、謎の物体に襲われている若い女性と出会います。
その怪物体は、機関銃と日本刀で、駐車場にいた若者達を次々に殺りくしていたのでした。
逃げる男女二人は、駐車場の壁に亀裂を発見、そこから通ずる旧日本軍の地下基地内へと迷い込むのでした。
さらに、殺戮物体の前に突如出現して戦う、たくましい若者2人…。彼らの正体は?
こう書いてくると、未見の方達は、何だか面白そうだな…と、思われるかも知れませんが、はっきりいって、過剰な期待は捨てた方が良いでしょう。(泣)
昔テレビで放映された「実写版鉄人28号」などを、ちょっと連想させたりしますが、低予算とはいえ、これだけのスタッフでこの内容?…と、かなり情けない気持ちに襲われるかも…。(汗)
誰しも、語られたくない過去がある…という事か?