TOP

映画評index

 

サイドバー

少年ジェット

竹内つなよしの人気コミックが原作。
子供だてらにスクーターに乗りまくり、あまつさえ、拳銃まで腰に下げている…という、とんでもない少年探偵が主役。
対するブラックデビルは、変なイントネーションの日本語を喋る無国籍キザ悪党。(後のテレビバラエティ「おれたちひょうきん族」中、「タケちゃんマン」でライバル名として引用される。初代、高田純二、2代目はお馴染み、明石屋さんま)
ジェットの事を、いつも「ウ〜ン、ゼットめ〜」としか発音できないのが特長。
ステッキの先から、花火が出る。(この当時の撮影では、光線の合成とかの特殊効果が出来なかったため)
ジェットの得意技は「ミラクルボイス」といい、片手を腰に当て、「ウ〜!ヤ〜!タ〜〜!!」を叫ぶと、天地が揺れる(!?)
この技とジェットの愛犬シェーンの吠え声には、ブラックデビルも苦手で、いつも手こずっていた。
のんびりした時代の、のんきな探偵劇だが、そのキッチュさがたまらなく楽しい。