2002年8月
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2002.8.30. 秋のいろ 春夏の白い花は夏のまぶしさ かわって秋の色はひそやかな薄紅いろ はかなく風に揺れる萩の色 薄い葉っぱも頼りなげで それなのに そこここに散りばめられて 秋の色を撒き散らす わたしこそ秋の花と その名にも誇りこめて |
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2002.8.30. ツリフネソウ 山の木陰で船を漕ぐ 櫓を握るのは秋の虫 山を渡る風の波に揺られながら きれいな色の船はゆく 見逃しそうな草の陰にいるのに 旅人が乗り遅れないようにと 目立つ色した船体で さあ、どちらがお望み？ 赤い船 黄色い船 行く先は さてお任せあれ 夢の旅路に揺られたくなるような そんな可憐な小さな船見つけた |
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