IBM ThinkPad i-1200 (1161-15N)
SPEC
CPU | HDD | RAM | LCD | OS | SIZE | etc. | |
標準 | Intel Mobile Celeron 500MHz | 6GB | 144PinSO-DIMM 64MB (SDRAM) | 12.1" TFT SVGA | Win98SE | W313xD252xH37.2
2.7kg |
Modem56kbps,
10/100LAN, CDD x24 |
現在 | Intel Mobile Celeron 550MHz | 10GB | 144PinSO-DIMM256MB (SDRAM) (MAX) | 12.1" TFT SVGA | Win XP Pro. | W313xD252xH37.2
2.7kg |
Modem56kbps,
10/100LAN, CDD x24 |
またもやジャンクで入手。メインボードを交換したので1161-46N相当になっています。
CPUが550MHzですが、体感としてはあまり変わった気がしないですね。
1161-234よりも若干ディスプレイが小さいですが、TFTなので応答も視認性も良いです。
10/100のLANも内臓なのでグッドですね。PCMCIAが1つしか無い本機ではコレは大事。
1161-234に代わって仕事マシンとして使用。
234の方はHDDとマウンタを15Nに奪われて休眠中となりました。
(現在は1171-61JのM/Bと換装され、TP130になりました)
解体をして見て、前回の誤りに気づきましたので 改めてココでUPします。
1.バッテリー、メモリーを外す。
2.HDDとその蓋も外しておく。
3.裏面のスクリューを外す。
中央部の付近の小さな「→」の記されたスクリュー2本がキーボードの固定用。(4)
ディスプレイのヒンジ側の「→」の記された2本のスクリューは
キーボードの上のパネルの固定用。(2)
「>>」のスクリューは、CDDの固定用スクリュー。(3)
ヒンジ側の両角のスクリューは、ディスプレイのヒンジ金具の固定用。(1)
それ以外はベゼルカバー固定用です。
なお、システムボードまで外す場合はすべてのスクリューを外します。
スクリューはいずれも同じ長さです。
4.キーボードを取り外す。
底面のバッテリーを外した部分からキーボード裏面が見えるので
そこから押して外します。
キーボードの爪が嵌っているので注意します。
あまり強く押すとキーボード自体が歪んでしまうので慎重に。
↑ 「←」と「↓」キーの下に爪が嵌っています。
配線に注意しながらキーボードを外す。
配線は、プリントフィルムのが2組ある。いずれもメインボード側で外す。
大きな配線ケーブルが見えますが、もう一つの小さいほうはちょうど陰になっています。
5.左右ヒンジのカバー(黒)を外す。
嵌っているだけなのでつまんで手で引き抜くだけ。(矢印)
押して引き抜くのですが、あまり強く押さないこと。
6.ヒンジカバーが外れたら、次はヒンジ側のパネルを外す。
この場合、ディスプレイは全開近くまで開けておくと作業しやすい。
このパネルは意外に外しづらく、脆いので注意。
7.左右のヒンジ金具の固定スクリュー(銀)を外す。
*↑写真ではディスプレイのフレームカバーも外していますが、本来は不要です。
上の写真ではヒンジ部分のパネルは外れていますが下の写真では取り付けたままです。
順序的に入れ替ってしまいますがご了承ください。
8.ディスプレイのケーブルのコネクタをメインボードから外す。
2組有るが、左側のはスクリュー2本でメインボードに固定されているので
スクリューを外してから慎重にコネクタを上に外す。
右側のは嵌っているだけだが、配線も細く、無理に引っ張って千切らぬように。
精密ドライバー等でコネクタ基部を起こすようにすると良い。
9.ディスプレイをゆっくりとボディから抜き取る。
10.リチウム電池のコネクタをメインボードから外して、電池を取り外す。
11.筐体の上部ベゼルカバーは嵌っているだけなので、慎重に外す。
ココが腕の見せ所と言うか、経験が無いと難しいのだが うっかり力を
入れすぎて割ってしまわないように細心の注意で作業しましょう。
裏面バッテリーのところから押したりすると良い。
ベゼルカバーと下のボディをそのまま上下に分けるように引っ張っては
いけない。上のベゼルカバーを少し内側に押すような感じで外す。
ベゼルカバー内側に爪が有り、そこで嵌っている。
ベゼルカバーが外れた際に、サスペンドスイッチの配線が隠れているので注意。
無理に引っ張ると千切れてしまいます。コネクタを慎重に外す。
ベゼルカバーが外れたらあとはメインボードの取り外しです。
12.CDDを抜き取る。手で軽く引っ張るだけ。
13.システムボードの固定スクリューは2本。(下側矢印)
HDD側 つまりシステムボードの左下のスクリュー、
その右側10cmくらいのスクリュー、2本とも外します。
14.あとは慎重にシステムボードを外します。下のケースにピン2本が嵌っています。
外す必要は無いのですが CPUをカバーしているアルミの放熱プレート、
CPUのファンも外しておいた方が作業上安心出来るかも知れません。
先にモデムカードの固定スクリュ2本を抜きます。CPUのアルミプレートは
ジャックのポート部分に嵌っていますので、曲げてしまわないように慎重に外します。
ファンはCPUの固定スクリュ(バネ付き)4本を外して配線コネクタを抜いて外します。
*分解・解体はあくまで自己責任にてお願いします。メーカー保証が効かなくなります。
なお、当コンテンツはあくまでも私自身の作業例、つまり参考です。
同じように作業して失敗しても当方は一切の責任は負いませんので悪しからず*
1161-15Nでは、LAN内臓となっています。
よく見ると、MiniPCIバスにLANカードが刺さっているだけ。
特に別配線とかは無いようです。
これはA21mのLANカードとは異なります。1161/1171のは専用なのでしょうか。
'04.10.23
しばらく愛用してた本機ですが、A21mやi-1800(2655)の導入により友人に譲渡しました
あ、M/Bは元に戻しましたがね(笑)