IBM ThinkPad 701C (2630-7TW)
SPEC
CPU | HDD | RAM | LCD | OS | SIZE | etc. | |
標準 | Intel 80486DX4-75MHz | 540MB | 72PinDIMM 8MB (EDO) | 10.4" TFT SVGA | Win95 | W247xD201xH44 2.0kg (B5size) | Modem 14.4kbps |
現在 | Intel 80486DX4-75MHz | 540MB | 72PinDIMM40MB (EDO) | 10.4" TFT SVGA | Win95 | W247xD201xH44 2.0kg (B5size) | Modem 14.4kbps |
('02.02.18入手)
IBM ThinkPadの「7xx」シリーズは、トップエンドマシン・・・つまり「高級機」のシリーズである。
その中で、この701C/CS・・・いわゆる『バタフライ』を他の700シリーズと同じ「高級機」と
同一に見て良いのであろうか?
この『バタフライ』と呼ばれる超個性的なThinkPadは、そのキーボードの収納〜展開の
方法にその名前の由来を見出すことが出来ます。
B5サイズのボディにA4サイズのキーボードを格納する・・・通常なら無理な話だが
この『バタフライ』はこの“無理”を解決してしまっています。
このあたりのメカニズムについては多くのWebで紹介され尽くされていますので
私のところでは割愛させていただきますが、見れば見るほどに感心するやら
驚くやらの、『今週のびっくりドッキリメカ』状態です。(笑)
*私も入手した時は何度も開閉してはみんなに見せたりしました(笑)
代わりに、ポートリプリケーターの写真をUPします。案外これの写真ってWebでも
見かけないんですよね。
ちょっと不鮮明で申し訳ない(汗) 手前側が本体との接続側です。
中央にあるフタを起こすと傾斜させる足になります。でもとっても華奢です。
701C/CS本体はそれほど華奢でもないのですが、ポトリは爪なども非常に
細く弱々しい作りで、破損していないポトリは今や希少でしょう。
*私のも左側爪の下側1箇所が欠けてます。
取り付けて後ろ側から。ちなみにこのポトリが無いとマウスさえも取り付けが
出来ません。省略し過ぎ。(^^;;
こうして観察すればするほど「個性的」な701シリーズだが、素人目にも色々と
不思議なことが垣間見えるのである。
例えば、700シリーズであって形式が「2630」。他の700系が「95xx」番台なのに何故?
(710や730のタブレット型は例外ですね)
370Cが755系からの派生だったので「9545」だったのは分かりますが・・・
「2625」は365系、「2635」は380系 ですから「2630」は370とかが名乗るのが普通に
思えるのです。(発表順では370→365→380ですのでコレでも入り組みますが)
まぁ、ThinkPadは番号順に発表された訳では有りませんから番号も順序などは
関係ないのでしょうが。
もう一つ、“701”と言う名前もちょっと不思議だとは思いませんか?
現在は“T41”とか“X31”と言う名前のThinkPadですが、当時の3桁番号の頃は
“530”とか“560”、“365”、“755”のように末尾が「0」か「5」なのです。
何故か“701”だけが例外なんですね。末尾が他には無い「1」です。
これには何か思惑があったのでしょうか?
名前と形式番号の不思議さは深まるばかりです。
'03.01.04更新
RAMをついに40MBに増設しました。8MBオンボード+32MBRAMです。(^^)
72PinのDIMMは最近は見かけなくなりましたね。
一応、IBMでは「MAX24MB」と謳っていますが、社外品を使って40MBまで
OKというのは皆知ってますね(笑)
さらに、最近は社外品で64MBのモジュールも登場しました。
コレを装着すると、オンボードの8MBはDISABLEされてトータル64MBと
なるようです。価格が高いので導入は見合わせていますが・・・
'05.01.02更新
TP701の分解には「T1」と言う極小サイズのトルクスドライバーが必要です。
が、IBMの純正工具としてはすでに廃番となっています。
時折オークションでも出品されているのを見かけますが、私は以下のショップで
入手しました。
↑ANEX(兼古製作所)製精密へクスローブドライバーT1
色々と扱っている店もあろうと思いますが、コチラを紹介しておきます。
楽天のネットショッピングサイトですので、簡単に注文出来て支払いもコンビニ決済など
手軽な方法も選択できて、品揃え・対応も良くてコチラはマジお勧めです。
↑それにしても小さい刃先ですね(苦笑) トルクの掛け過ぎには注意。