IBM ThinkPad 535X (2606-70J)
SPEC
CPU | HDD | RAM | LCD | OS | SIZE | etc. | |
標準 | Intel MMX-Pentium 200MHz | 3.2GB | 144PinSO-DIMM 32MB (EDO) | 10.4" TFT SVGA | Win95 | W247xD186xH41 1.7kg (A5size) | Modem 56kbps |
現在 | Intel MMX-Pentium 200MHz | 4GB | 144PinSO-DIMM160MB (EDO) (MAX) | 10.4" TFT SVGA | Win2000Pro. | W247xD186xH41 1.7kg (A5size) | Modem 56kbps |
('02.05.04入手)
個人的にとても欲しかったマシンである。530CSよりホントは535が欲しかったのね。
ようやく中古価格もこなれて来たので('02.05)思い切って買ってしまいました。(^^ゞ
外観的には530CSよりもちょっとだけ大きくなっています。
↑左は535X、右は530CS。ディスプレイの差が歴然としていますね。(^^;;
↑上から530CS、535X、そして比較用に701C。横幅は535Xと701Cが同じ。
↑左側面から比較してみました。530CSと535Xではちょっとだけ差が有ります。
ちなみに、535Xでは筐体外面はラバー塗装ですがパームレスト部は単なる
樹脂製の部品となっていまして、全部ラバーだった530CSよりも簡略化されたと
思わせられます。
530CS同様にCDD無し、FDDさえも別取り付けの、持ち運びしやすさに重点が
置かれたマシンです。この535XになってからUSB対応となりました。
530CSの不満なところを改良したら535になった と言うくらい出来の良いマシンです。
『大人の翼』と言うキャッチコピーで当時はCMに登場していました。
このCMが妙にカッコよくて憧れたものです。(^^ゞ
さて、IBMは535シリーズはWindows2000対応機としてはサポートしませんでした。
ですが、頑張れば何とかなるはずです。特に本機は535X、スペックも十分のはず。
早速Win2000を導入してみました。
最初はクリーンインストールを試みたのですが、535にはCDDが無いのです・・・
と言うことは外付けCDDのWin2000用ドライバーを用意して認識させなければ
ならない訳です。ブートFDで起動して、セットアップ画面に進んだら「F6」キーで
外付けCDDをインストールするのですが 手持ちのCDD (Eagle Tec RX-D2600)が
どうにも認識されず、止む無くクリーンインストールは諦めました。
ちゃんとWin2000のドライバーも用意したのですが・・・?? CDDには電源が入って
動作はしているのですが。でも結局は「CD-ROMが見つかりません」とエラーに。
それならばWin98からの上書きでWin2000をインストールすべく、チャレンジです。
Win98ならDOSからインストールできますから、もう一台の手持ちCDD (IMES P300)を
認識させて難なくWin98が導入されました。DOSの場合はパラレル接続の機器だと
容易に認識させられて便利です。ただし、P300は2倍速と言うゆっくりした速度ですし
Win2000のドライバーも無いので ここでCDDをまたRX-D2600にチェンジ。
で、上書きインストールを・・・ところが、結局はまた「CD-ROMが見つかりません」と。
どーしてかなー??何故かEagle Tec RX-D2600は98だと見えて2000からは見えない
みたいです。こりゃ困った。どうしよう・・・・
そうだ、駄目元でWin2000のCD-ROMをそのままDドライブにコピーしてそこから
インストールしてみよう。ちょうどWin95/98のCD-ROMの中身を丸ごとHDDにコピー
するのと同じような方法ですね。
Win98環境下では何ら問題ないCDD・RX-D2600でCD-ROMの中身を丸ごとDドライブに
コピー。DOSでXCOPYしてもイイですが、せっかくWin98が動いているので、ネ。
で、DドライブからSETUP。。。結果、上手くいきました。(^-^) これで535XでWin2000だ♪
・・・・でも考えてみたら、Win95/98の起動ディスクでDOS立ち上げて、IMESのCDD
認識させてからWin2000のCD-ROMをHDDにコピーすれば、クリーンインストールが
出来たのではないだろうか・・・・ うーむ、今度機会が有ったら試してみましょう。
*Eagle Tec RX-D2600がWin2000で認識されない理由が判明しました。
Win2000環境下で、CDDを認識させるべくRX-D2600をPCカードスロットに差し込むと
・・およ、勝手に別のドライバーで誤認識してしまうでは有りませんか!
「PCMCIA HD CONTROLLER」とデバイスマネージャーでは表示されますが、
肝心のCDDが表示されません。 ドライバーを確認するとナンと、Win95用の
ドライバーで認識されてしまっています。どーしてなんだ?? (^^;;;
Win2000用のドライバーに入れ替えてあげてようやくCDDが表示されたのです。
(ご丁寧にも、Win2000用のドライバーを選んでいるのに「デバイスとは異なる
ドライバーの可能性があります」とかほざきやがるくらいですから。 怒!)
セットアップの画面では誤認識は分からないですから、思わぬ苦労をしたようです。
'03.01.13更新
以前入手してあった無印535のディスプレイに交換して見ました。
一説に、Xのより無印の方が明るいと言う噂が有りましたので、検証がてら。
*分解・解体はあくまで自己責任にてお願いします。メーカー保証が効かなくなります。
なお、当コンテンツはあくまでも私自身の作業例、つまり参考です。
同じように作業して失敗しても当方は一切の責任は負いませんので悪しからず*
↑315とは違って解体には結構手間のかかる535X。
パームレスト→キーボード→ディスプレイのカバー→ディスプレイ と
外していきます。
↑特にココのカバーは注意。(ディスプレイの上に乗せてあるやつ)
単に嵌っているだけですが、無理に外そうとすると壊してしまいます。
↑キーボードを外す際に隠しネジにも注意。写真ではすでに外しています。
↑ようやくディスプレイが外れました。指紋ベタベタ。
↑裏返して。右が無印535用、左は535X用。ほとんど同じ。
と言うか、部品番号は同じみたいです。
交換して、起動してみましたが、明るさは変わりませんでした。
部品番号が同じなら、そりゃそうですよね・・・