YKLookBoxFiller

フィラーオブジェクトです。
パネルにＧＵＩ部品を配置するときに、任意の空白領域が必要な場合にこのクラスのオブジェクトを使います。
YKLookPanelBox クラスのパネルと組み合わせて使うことが多いです。

　Object （Ruby 組み込みのクラス。すべてのオブジェクトのスーパークラス）
　　　┃
　　　┗ YKLookSwingBase （YKLook のすべてのＧＵＩオブジェクトの共通クラス）
　　　　　　┃
　　　　　　┗ YKLookBoxFiller （このクラス）

インスタンスを生成します。
このフィラーオブジェクトは、他のＧＵＩ部品の表示に影響しない範囲内で可能な限り空間を占有するような働きをします。
例えば、ふたつのボタンの間にこのフィラーがあるとき、ふたつのボタンがなるべく離れるように配置されます。

インスタンスを生成します。
引数の width は、空白の幅を整数で指定します。単位はピクセルです。
引数の height は、空白の高さを整数で指定します。単位はピクセルです。
どちらかの引数を 0 にすると、もう一方のサイズだけを持つような仮想的な空白オブジェクトとして使えます。
どちらかの引数を nil にすると、その方向に隣り合うＧＵＩ部品を、できるだけ離れるように配置されます。

例	fil = YKLookBoxFiller.new( 20, 0 )

この例では、 20 ピクセル分の横幅を持つ仮想的なフィラーを生成します。

例	fil = YKLookBoxFiller.new( nil, 0 ) box = YKLookPanelBox.new( 'x' ) box.yk_add( obj1 ) box.yk_add( fil ) box.yk_add( obj2 )

この例では、 obj1 は左端に、 obj2 は右端に離れるように配置されます。

インスタンスを生成します。
引数の minimum_size はこのフィラーオブジェクトの最小サイズです。
引数の preferred_size はこのフィラーオブジェクトの推奨サイズです。
引数の maximum_size はこのフィラーオブジェクトの最大サイズです。
いずれの引数も、ふたつの整数を要素に持つ配列です。
整数の値はそれぞれ幅と高さを表し、単位はピクセルです。

例	fil = YKLookBoxFiller.new( [5,5], [10,5], [20,5] )

YKLookSwingBase.yk_find_objects の説明をご覧ください。

YKLookSwingBase.yk_find_objects_frame の説明をご覧ください。

YKLookSwingBase.yk_look の説明をご覧ください。

YKLookSwingBase.yk_look_frame の説明をご覧ください。

なし

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