ミナルディ名場面集

表彰台に一番近かったGP


1991年第13戦ポルトガルGP。
シーズンも後半戦、各チームのマシンも熟成しており、リタイヤするマシンも少なく、
運だけでは勝てない後半戦。上位チームはコンストラクターズ&ドライバーチャンピオン
争いにかけて非常に重要なGP、そして下位チームにとっても来年の行方を占う大切な
時期に掛かっています。
このポルトガルGP直前に、一つのウワサがプレスに飛び交います。
「スクーデリアイタリアが来期フェラーリエンジンを獲得?!」
「ミナルディは代わりにランボルギーニエンジンを乗せるのではないか?」

ライバルチームであるスクーデリアイタリアにフェラーリエンジンを取られてしまう…。
ここでミナルディは踏ん張らなければいけません。
サンマリノGPでマルティニが4位に入賞するも、同GPでJJレートが3位に入賞してしまい、
ミナルディは完全にスクーデリアイタリアの陰に隠れてしまっていました。
フェラーリエンジンを乗せているというのに結果が出せないプレッシャー。
台所事情は火の車、そんな時期に追い打ちをかけるようにミナルディを困惑させるようなこのウワサ。
ポルトガル前は満足なテストも行えず、そのままポルトガルGPへ挑むミナルディチームでありました。
しかし、今回の彼らは違っていた。それらのウワサを振りはらうかの如く、金曜からのセッションで
エンジン・マシン・マルティニのセッティングは完璧に近い仕上がり見せ、序盤から好タイムを連発。
スクーデリアイタリアがなんだ!貧乏がなんだ!
予選順位はマルティニ8位、モルビデリ13位と好位置に付け、決勝に挑みます。
そして、我らがマルティニが決勝で大暴れしてくれたのです…。


〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜
1991年第13戦ポルトガルGPスターティンググリッド
1 6 R・パトレーゼ Wil 1:13:001
2 2 G・ベルガー Mcl 1:13:221
3 1 A・セナ Mcl 1:13:444
4 5 N・マンセル Wil 1:13:667
5 27 A・プロスト Fer 1:14:352
6 28 J・アレジ Fer 1:14:852
7 15 グージェルミン Lyt 1:15:266
8 23 P−L・マルティニ Min 1:15:394
9 16 I・カペリ Lyt 1:15:481
10 19 M・シューマッハ Ben 1:15:578
11 20 N・ピケ Ben 1:15:666
12 4 S・モデナ Tyr 1:15:707
13 24 G・モルビデリ Min 1:15:749
14 33 A・デ・チェザリス Jor 1:15:936
15 8 M・ブランデル Brb 1:16:038
16 32 R・モレノ Jor 1:16:080
17 21 E・ピロ Scu 1:16:135
18 22 J・J・レート Scu 1:16:532
19 7 M・ブランドル Brb 1:16:536
20 25 T・ブーツェン Lig 1:16:757
21 3 中嶋悟 Tyr 1:16:926
22 12 J・ハーバート Lts 1:17:015
23 26 E・コマス Lig 1:17:226
24 9 M・アルボレート Ftw 1:17:330
25 30 鈴木亜久里 Lrs 1:17:434
26 11 M・ハッキネン Lts 1:17:714
〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

1991年第13戦ポルトガルGPの始まり。
フォーメーションラップを終え、
グリッドにゆっくりと着くマルティニ。
前後のレイトンをどう料理するか、
後方にいるピケ・シューマッハの2人を
どう押さえるか?!。


さあ、グリーンフラッグ、オールクリア!。
ポイントを狙える好位置に付けた、
ミナルディに期待を高める中毒患者達。





スタート!!マルティニ、好位置を
セーブしろ!レイトンを抜け!
ベネトンをブロックするんだ!。



スタートでグージェルミンを抜くマルティニ!
でかした!!!
しかし、後方にはシューマッハの姿が!!
「志村、後ろ〜!後ろ〜!」


シューマッハが右から刺す!
必死にブロックするマルティニ。




よっしゃあぁぁぁぁぁっ!
シューマッハを抑えた!そのまま第1
コーナーへ突っ込め!!!!!!。



第1コーナーへ突入。スタートでいきなり
順位を上げるマルティニ。さらにフェラーリ
の2台をロックオン!ただ今7位!。


オープニングラップを終え、トップウィリアムズ
の2台、マクラーレンの2台が続く。



その後ろにフェラーリの2台、
そしてわれらがマルティニの姿が!
その後ろには4強チームの一つである
ベネトンと好調なレイトンが続くので
油断は全く出来ない状態。


レースはウィリアムズの1・2単独レース
状態。3位以下をどんどん引き離す。
チームオーダー発令か、パトレーゼが
トップをマンセルに譲り、マンセル単独
逃げ切りレースへ突入の予感。


3・4位にはマクラーレンの2台。
しばらくこの展開が続き、順位にも変動は
ない。そろそろグッドイヤー勢、ピレリ勢
共にタイヤ交換時期に差し掛かる。

この時点での順位 LAP24
1.N・マンセル
2.R・パトレーゼ
3.G・ベルガー
4.A・セナ
5.J・アレジ
6.A・プロスト
7.P−L・マルティニ


20周半ばを過ぎ、上位陣では、まずは
ピレリ勢ベネトンのピケがピットイン。
これに習うかのようにほかのチームも
続々とピットイン。











ベルガーピットイン。マクラーレンの
タイヤ交換は速いぞ。



シューマッハピットイン。ベテランピケを
上回る若くて元気な走り。そう、この年は
シューマッハのデビューイヤー。


つづいてセナがピットイン・・・・。
って、5.04!!!!!!!!!!
パンツ履き替えるよか速い。



この頃のピット作業はイマイチと言われ
ていたフェラーリもなんなくタイヤ交換を
行い、プロストを送り出す。
後はアレジを待つのみなのだが・・・・。



ぞくぞくとピットインする上位マシン。
その最中、事件が起こった。



さあ、トップを激走するマンセルが
ピットイン!トップを維持できるか?。


一斉にタイヤ交換をするクルー達。



まずは右リヤ終了♪。
スタッフは終了の合図で手を挙げる。




あ、いや、終わっていない!!!!
あちゃっ!右リアまだ終わっていない!
まだ終わっていない!!!!!!!!
慌てるウィリアムズスタッフ。


猛ダッシュで出て行ってしまうマンセル。
スタッフの「ヤベェ!」的な後ろ姿。


そして!!!!!ピットアウト直前で
マンセルの右リヤタイヤがはずれる!。


マンセルのマシンはピットレーン上で
ストップしてしまい、ピットレーンを
完全にふさいでしまう。後ろから来る
ほかのマシンの「通り道」が無い!!


ピットは大混乱!次々とマシンが
ピットインしてくる。中嶋悟がピットイン。
ピットは大大大パニック。




おかあちゃんやばいよ!
マルティニはマンセルと同時期にピットイン
してるんだよ!大丈夫かマルティニ?!
マンセルの事故に巻き添えを食らって
ないだろうか〜〜っ?!?!



いた〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜っ!!!!
無事だ!無事だ!マルティニ居た〜〜っ!

ほっと胸をなで下ろす中毒患者達。
後ろではグージェルミンが足止めを食らう。
絶叫するレイトンハウススタッフ。
通り道がないのでピット側に突っ込むレイトン、
それを避けるウィリアムズスタッフ達。
これは非常に危険な状態。



コクピットを叩いて怒りをあらわにする
マンセル。
「はやくなんとかしろ!!!」








ジャッキと工具を持ち、マンセルの
マシンに駆け寄るウィリアムズスタッフ。
スタコラサッサどころの表現ですまない。


「ピットレーンが無い」
周囲のチームも大慌て。通常ピット作業
をする場所をどけて「通り道」にする。


ウィリアムズスタッフはビュンビュン
走ってくるマシンを避けなきゃならないわ、
マンセルのところへ早く行かなければ
いけないわとアタフタアタフタ。
まさにシューティングゲームの玉よけ状態。
かなり危険な状態だが、どうする事も
出来きない状態だ。













そして、またもやとんでもないことが…。
本来自分達のピット位置で作業しなければ
いけないのに、ウイリアムズスタッフは
マンセルが止まっている位置、ピットレーン上
で作業をやってしまう!!!!。
画像上のスタッフが作業している場所が
本来のピットレーン、緑のジョーダンが
高速で走っている場所が従来のピット。
道逆転。ヤバイ!マジヤバイ!危険です。
どのぐらい危険かと言うと、
「ミナルディ中毒患者」から「ミナルディ」を
取り上げてしまうぐらい危険です。
明らかにレギュレーション違反。
そしてマンセルはコースへ。順位は17位に
まで落とす。
これでマルティニの順位がまた一つ順位が
上がったわけだ…。ただ今6位。入賞圏内。
震える中毒患者達。


その大混乱の最中、マルティニと同位置に
つけているアレジがピットイン!
あれ?15.3秒…、どうしたアレジ!!












ストール!悔しがるスタッフ達!
マルティニとの順位は?どうなる??
どうなるどうする?どうするアイフル?!
しかし、マルティニの前にかろうじて
戦線復帰するアレジであった。

この時点での順位 LAP33
1.R・パトレーゼ
2.G・ベルガー
3.A・セナ
5.A・プロスト
4.J・アレジ
6.P−L・マルティニ


マンセルの同僚パトレーゼが遅めの
ピットインでタイヤ交換。慎重に作業を
するもなにかぎこちなく、動揺を隠せない
クルー達。


27周目、マクラーレンのベルガーピットイン。
あれ?タイヤ交換済みでは?
!! ベルガー、トラブルでピットインだ!。



20.8…、ベルガーはピットガレージへ。
ベルガー、首を横に振る。なにが
起こったのか???


ECU・電気系統のトラブルでカウルを
開ける。これは時間がかかりそうだ。



あきらめずにコクピットに跨ったままの
ベルガー。しかし無念のリタイヤ…。
これでマルティニ順位を1つ上げる。
5位。胃が痛くなる。ミナルディ中毒患者
達は、パンシロンを飲んだ。


そしてパンシロンを飲もうとした瞬間、
TV画面にパンシロンを吹いてしまう。
プロストリタイヤの映像がーー!!!




レースを後にするプロスト。
ミナルディ中毒患者は、冷静になり
マルティニの順位を頭の中で
計算し始めます。
「これひょっとして…」






マルティニの後ろを走っていたベネトン
ピケがまたもやピットイン。ピレリタイヤが
悲鳴をあげ、早くも2回目のタイヤ交換!。
これでマルティニを追従するライバルが
1台、後方に消える。そして同じくシュー
マッハーもタイヤ交換でピットイン・・・・。
2台、後方に消える・・・・・・・・・・・・・・・・。
ドキドキ。そうすると…、
そうですよね。。。。。


ついにキターーーーー!!!!!!!
ミナVSフェラーリバトル!!!!!!!

そりゃそうでしょう。
ウィリアムズパトレーゼは首位独走状態。
2位セナも単独。ベネトンも後方へ沈めば、
ミナVSフェラーリ3位争いがクローズアップ
されるのは必須でしょう!中毒患者失禁。


過去にグリッド2位につけたり、暫定トップを
走ったりした事もあったマルティニ。
しかし今は「表彰台を確実に狙える」という
現実味あふれる光景を直視することになる。



そしてこのGPのマルティニは速かった。
「たまたま気づいたら4位に居た」のでは
なく、確実に実力と速さで4位というポジ
ションに居るマルティニ。アレジを猛烈
プッシュする。


型落ちのエンジンに負けてたまるかと
「逃げ」に入るアレジ。アレジが遅いの
ではない。マルティニが速いのだ。
差はどんどん縮まる!。





気付けばなんと0.5秒差!!!!!
「ここまできた・・・・。」
「ついにここまできた・・・・。」
アレジは「ブロックのライン」で走行、
マルティニは「攻めのライン」で走行。
マルティニは激しくマシンを左右に揺らし、
チャンスを窺う。


攻めるマルティニ、譲らないアレジ。
この激しいバトルがしばらく続く。
全世界で63億人(当社調べ)居ると言われている
ミナルディ中毒患者達は、泣きながら手を合わせて祈る。



そして周回遅れのマシンが。
マルティニは無事周回遅れを
パスできるのか?



周回遅れのブラバムに引っかかるアレジ。
長時間にわたりブロックされる。5位の
レイトン・カペリも近づいてくる!。


ブロックされまくりのアレジのオンボード
カメラ。前方に長々と映るブラバムのお尻。
「おいおい いい加減抜かせてくれよ〜」


いつのまにやらフェラーリ・ミナルディ・
レイトンはこの距離に!。
3位争いは3台に。刺すか刺されるか。
どうやってブラバムを処理するかが、
重要になってきた。


ついにアレジブチ切れ!!!!!!!
マルティニからのプレッシャーと、周回
を邪魔された苛立ちからか、周回遅れの
ブラバムに激しく合図を送る!。



マークブランデルとマーティンブランドル。
舌噛みそうな実況泣かせのブラバムの
スリップストリームに入り、一気に加速
するアレジ。少しマルティニと差が付く。
周回遅れをやっとかわせるのか?。



アレジはスルリとオーバーテイク。
・・・・・・・・あ、うわ、や、やばい!!!
このままではマルティニがブラバムに
引っかかってしまう!!!!!!!!
コーナーはもうすぐなのに、ブラバムと
マルティニ間はかなりの距離が!!!!


おい!そこのブラバム!
マルティニも抜かせてやれ!!!!
いや、抜かしてください。
お願いします・・・・・・・・・。
しかしこの距離ではさすがに厳しいか?!
マルティニ、ピンチピンチャーピンチェスト。



やっとこさスロー走行するブラバムだが、
すでにコーナーに差し掛かっている。
アレジを長時間に渡り道を譲らなかった
ブラバムにマルティニが引っかかって
しまえば、アレジとの差が簡単に
ついてしまうのは予想できる。
頼む!抜かせてくれ…抜いてくれ…。


おお?????


おおおおおおおおおおおおお?????


うおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおお!
抜けたの?どうなの?
ねぇ・・・・・
どうなの・・・・・・













抜けたのか?













抜いてたーーーーーーーーー!!!
そしてコーナー出口でマルティニは激しく
スライド!!!!!!!!!!!!!
凄まじい!!。周回遅れをパスするのにも
全開走行です!

ここで周回遅れに引っかかってる暇は
ないのだよ!と、超アグレッシブなマル
ティニ。安全走行より完全全開走行です。
「ミナルディの攻めの走り。」←萌え。


完全に「アレジに食らいついた」マルティニ。
もうこれは狙うしかない・・・・表彰台を。
「上位を走っているミナルディ」ではなく、
「速いミナルディ」を患者達は見る事になる。
この時ジャンカルロミナルディは何を思って
居たのだろうか?イタイアのミナスポンサー
中小企業の社長さん達は、何を考えながら
見ていたのだろうか?患者の安否は?。



しかし百戦錬磨のフェラーリ、
ちょっとやそっとで抜かしてくれるわけが
ない。粘るアレジ。バトルが続く。カペリは
2人の速さについて行けず、序々に後方へ。
これで3位バトルは再び2台に!。


小刻みにステアリングを操作するマルティニ。
スピン限界でスライドしながら必死にアレジに
食らい付く。普段ならヒヤッとするであろう
場面も、今回はなぜか安心して見ていられる。



「参戦するミナルディ」から「戦うミナルディ」
へ。しかし、後方から青と白のマシンが
忍び寄る。なんと、17位からモリモリと
順位を上げてきたマンセルがただ今6位!
マルティニあやうし・・・


その時!コントロールラインでは「黒旗」が。






「5番」マンセル失格。
ピット領域外でのピット作業を行った為、
レギュ違反と判定。ウィリアムズチームは
「チーム連携プレー」を再度見直さ無けれ
ばならない状態となった。


レースを後にするマンセル。
これで少しだけマルティニは安心か。
10年後マンセルがミナルディに
乗るなんて、この時は思っていなかった
でしょうね。ってそりゃそうだ。


首位パトレーゼは既に余裕のクルージング。
2位セナも単独状態。このまま行けばこの
2台の1.2は確実であろう。残すは
マルティニとアレジのバトルだ!!!!!
ラップも残りわずか。さあ最終章だー!!

この時点での順位 LAP54
1.R・パトレーゼ
2.A・セナ
3.J・アレジ
4.P−L・マルティニ
5.I・カペリ
6.N・ピケ



ラスト5ラップ!。
終盤。
マルティニとアレジのバトルの行方は?!



ラスト7ラップ、6ラップ、5ラップ、・・・・
ものすごい勢いで逃げるアレジ!!!!
必死で逃げるアレジのオンボード映像が映し出される。
さあ我らがミスターミナルディの勇姿は?













離れている・・・・・













マルティニになにが起こったのか・・・・・













マルティニ : 「捨てバイザーが無くなった」












そしてさらなる悲劇が・・・・・












マルティニ : 「グローブでバイザーを拭いたら
             光が乱反射して前が見えない」













アレジのテールに長時間ついていた為、
大量のオイルがマルティニに降りかかる。
ついに捨てバイザーが無くなり、
グローブでバイザーを拭くが、オイルが
ギラギラしてしまい、光の乱反射により
視界が悪くなっていたのだ。





評価の高かったM191。フェラーリエンジン
とのトータルパッケージは非常によい出来
なのだが、ギヤボックス・電気系などの
マイナートラブルに泣き、いつも中段グループ
に埋もれてしまっていた。しかし今回はノー
トラブルで本来の力を発揮出来ていた矢先
の、予想もしなかったトラブルだった。
しかしこれもレース。最後まであきらめるな!
あと3周!あと2周!ガンバレマルティニ!!


マルティニの後ろ、5位を走行していた
レイトンのカペリがトラブルでリタイヤ。
もうマルティニの後ろには誰もいない。
前のアレジを追いかけるだけ。
しかしすでにラストラップ!!!!!
最後まで祈り続けるミナルディファン。
夢を見せてくれ!


パトレーゼ余裕のチェッカーで1位。
第13戦ポルトガルGPレース終了!!!!







セナが2位でチェッカーをうける!
そして3位は・・・マルティニなのか?
アレジなのか・・・・・・・・・・・・・















さあ・・・・・・・、



3位は・・・・・・・・・・・・・・・・











アレジが3位でゴール!!!
マルティニ残念!!!!!!!
10秒差でマルティニも4位でフィニッシュ。
でもよく頑張った!
アレジも敵ながらホントあっぱれです。
見応えのある素晴らしいレースでした。
ありがとう!マルティニ!

最終結果

1.R・パトレーゼ     Wil 1:35:42:304
2.A・セナ         Mcl    20:941
3.J・アレジ        Fer    53:554
4.P−L・マルティニ   Min   1:03:498
5.N・ピケ          Ben  1:10:033
6.M・シューマッハ    Ben  1:16:582
7.M・グージェルミン   Lyt    1LAP
8.A・デ・チェザリス    Jor   1LAP
9.G・モリビデリ      Min    1LAP
10.R・モレノ        Jor    1LAP
11.E・コマス        Lig    1LAP
12.M・ブランドル     Brb    2LAPS
13.中嶋悟         Tyr    2LAPS
14.M・ハッキネン     Lts    2LAPS
15.M・アルボレート    Ftw   2LAPS
16.T・ブーツェン      Lig    2LAPS
17.I・カペリ         Lyt    2LAPS

完走17台

コンストラクターズポイント

1.マクラーレン・ホンダ 114
2.ウィリアムズ・ルノー 103
3.フェラーリ        43
4.ベネトン・フォード   36
5.ジョーダン・フォード  13
6.ティレル・ホンダ    11
7.ミナルディフェラーリ  6



小さな小さなチームのマシンがフェラーリという
名門チームに果敢に攻めるマルティニの姿、
とても印象的でした。
次の年、結局、スクーデリアイタリアがフェラーリを獲得し、
ミナルディはランボルギーニを搭載します。

ミナルディファンにとって、記憶に残るレースの一つでした。
でも・・・、このレースよりもっともっと震えるような出来事が
この先あると信じています。ミナルディ中毒者である限り・・・。

                       fin










































































































































































































いつか、きっと・・・・・・・・・


ね。







[戻る]