〜レッスン1〜


ファエンツァにある
ミナルディファクトリー。


フォンドメタルファクトリー。
一流のホイールメーカー。

  ミナルディチームってどんなチーム?

イタリアのファエンツァという田舎町の小さな小さなプライベートチームです。

1985年からF−1に参戦しており、いまだ優勝はおろか表彰台にも

上がったことの無い万年下位・貧乏のずんどこチームです。

トップチームが大企業とたとえるならミナルディは田舎町の小さな板金工場の

おっちゃん達が集結したチームとたとえられるぐらい、規模が小さいチームなのです。

こうゆう勝てないチームはF−1界からすぐに消えてしまうのが現状ですが

そこをミナルディはF−1を愛と情熱でのりきり、いままで欠戦することなく

戦いつづけています。



毎年悪戦苦闘してます。


ガレージ内の様子。

なぜそんなに勝てないの?

私も知りたいぐらいです。 なぜなんでしょう?(笑)。

チームの規模が小さい、いいエンジンに恵まれない、スポンサーに

恵まれずお金が無い・・・これらを克服するのも実力のうちなのでしょうが

ミナルディはあまりにも運が無いように感じられます。その運をつかみとる

のも実力のうちなのでしょうが・・・。

しかしミナルディはその年のチームの現状から考えるとすばらしい結果を

残してきています。決して弱いチームではありません。むしろ少予算、

非力なエンジン、金が無くてマシン開発できない現状で戦いぬく事を考えると

他のチームとひけをとらない強力なプロ集団チームと言えるでしょう。



ミナルディファンの
おっさん達。


ファクトリー内。ここで
我々が応援している
ミナルディのマシンが
製作されている。

なぜそんな弱いチームを応援するの?

人それぞれモータスポーツの楽しみ方はもちろん違います。

人気があるから・カッコいいから・そうゆう理由で観戦している人達もいるでしょう。

それはそれで私は特に反論はありません。私自身ミナルディを応援する理由は

単純に小規模ながら頑張っているなと思ったからでした。

しかしこれだけは皆さんにわかっていただきたいのがテレビによく映るトップチームや

人気ドライバー達だけがレースを引っぱっているのではないとゆう事です。

さまざまなカラーのマシン・チーム・ドライバーが走っているからこそレースが

盛り上がるのですし、モータースポーツの醍醐味の1つでもあると私は思います。

他のF−1関係のサイトや雑誌、サーキット場などで弱小チームを中傷するような

表現が多く見うけられます。人気が無く、遅いと仕方の無い事なのかもしれません。

しかし本当のF−1ファンであるならば上位チームから下位チームまで

幅広い目で見れるのが本当のF−1ファンなのではないでしょうか?

ミナルディを馬鹿にしていると将来ミナルディにギャフンといわされるかも

しれませんぜ、だんな。


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