衝撃力 800Kg


これは、当のモナカ本人から伝え聞いた逸話である。

当時中学生だったモナカは友達数人とゲーセンに行ったそうな。

ゲーセンでいろいろしてから帰ろうとしたときに、ふと
「パンチングマシーン」が目に入った。

「じゃあ、帰りがけにこれでもやるか!」と誰かが言い出し、そして始めた。

といっても
所詮中学生、一発が100kgを超えることが滅多にない中、勇者が現れた。

その
勇者なにを血迷ったか、どこからか取り出した金属バット挑戦したのだ!

パンチングマシーンの殴る所がせり上がってくる、
スタンバイOK

パンチャー(バッター?)振りかかぶって、打ったー



カ キ ィ ー ン

ド ゴ ー ン




すさまじいまでの
金属音が響き渡り、間髪入れず衝撃音がそれに追従する。

「!?」

カキーン?

場に
一瞬だけ静寂が戻る、だが。

けたたましい音楽と共に
「864kg」の文字が踊る。

爆笑!!

「何だよ、
800kgってよー」

「見た事ねーよ」

「すげー」

凄いのはおまえらだ!


モナカは
後にこう述懐する。

ドフとかバフとかじゃないんだぜ、普通カキーンって金属音なんてしないじゃん」と。

そして、こうも言い切った。

「ソニックブラストマンなら死んでいるだろう(笑)」とも。

こいつ、
アタマ弱いんじゃね〜かと、その時は思った

つーか
バットでやるか?バットで。


一言:勇者悪党か、はっきりしろよ(笑)


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