清龍でラジカル
1999.12.4
 朝方少々残っていた酒はシャワーを浴びて迎え酒でウイスキーをチビチビやるうちに消えてきた。今日は一日中のんびりと酒を呑もう。
 昨夜は、某国家試験に合格した学生時代の友人OM君に数年ぶりに会い、池袋で呑んだ。お祝い、激励、近況報告、今後のことなど、あれやこれや話すうちにOM君がふと「ラジカル」という言葉をもらした。「ラジカル」・・・懐かしい言葉だ・・・。もう何年も口にしていないし、耳にもしていない。アジってるヤツが使うのはヘキエキだったが、静かに自己に問いかける言葉だった・・・ような・・・それも忘却の彼方に去ってしまった。
 OM君は聴力が弱いので、こちらもちょっと大声で話さなければならない。ましてやそれほど混んでいなかったとはいえ居酒屋である。お互いの声は自然に高まってしまう。そんなに気にする必要もないだろうが、やっぱり「ラジカル」なんて、でかい声で言うべき言葉ではない。
 自宅が遠いのでカプセルホテルに泊まるというOM君と大塚駅で別れた。昔ならもう何軒か呑み歩いてオレも最後までつきあっただろう。終電の一本前の電車で帰宅するなんて、オレも堕ちたものだ・・・。


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