人物辞典No.6

馬超孟起−呂布の再来と畏れられた豪傑
出身地扶風茂陵 幼名
生きた期間176年〜222年享年47歳以上 知謀66 武勇100 人望81
容姿白皙(はくせき)長身

らくちん頭出し
【第1話】董卓の残党との戦い
【第2話】父馬騰、暗殺される!
【第3話】曹操との対決(前半)〜復讐に燃える馬超


董卓の残党との戦い
 西涼の太守馬騰の長子だった馬超は、幼い頃から武勇に秀でていた。

 そんな折、董卓の残党李カク、郭シ・張済・樊稠らを討つべく長安へ攻め上ろうとした。
 これを迎え撃った王方を軽くあしらうと李蒙を生け捕るなど大活躍する。

 しかし、戦の経験が浅かったせいか、やがて兵糧が尽き、撤退を余儀なくされる。
 そこへ張済が攻め込んできたので、馬超は後詰めとしてこれをよく防いだ。

父馬騰、暗殺される!
 やがて時は流れ、献帝は曹操の元に移った。
 献帝を迎え入れた曹操は日に日に傲慢になり、怒った献帝は曹操誅殺の勅命を劉備や馬騰に下す。
 しかし、事は露見し、曹操誅殺に関わった人間は次々と殺され、残るは劉備と馬騰の2人だけになった。

 曹操は馬騰を殺そうと、当時帝が身を置いていた許昌に来るよう彼を誘う。
 これが罠であることは見え透いており、馬超は全軍を率いて許昌に攻め上るよう進言するが受け入れられず、 馬騰は馬超を西涼に残したまま許昌へ向かった。

 馬超の読みは的中し、馬騰は曹操によって殺されてしまう。
 遅れて向かっていた馬岱はその知らせを聞くと、慌てて西涼に逃げ戻った。

曹操との対決(前半)〜復讐に燃える馬超
 馬騰が殺されると、劉備から使者がやってきて、共に曹操を討とうと持ち掛けられる。
 一方、西涼で力を持っていた韓遂は曹操から馬超を共に討とうと誘われるが、彼は曹操からの使者を斬り、 馬超と協力して曹操を討つことを決心する。

 馬超たちはホウ徳の働きで長安を落とすと、勢いに乗って潼関も取る。
 慌てた曹操は、自ら出向いて馬超討伐に当たることにした。
 しかし、馬超の勢いは一向に衰えを見せず、魏の名将于禁・張コウを退け李通を殺し、さらに曹操をあと一歩という ところまで追いつめる。
 しかし、曹洪らの援軍が駆けつけたので馬超も一度引き下がった。

 魏の将軍徐晃が黄河の西へ渡って挟撃態勢を整える中、馬超は渭水を渡る曹操を攻撃、ここでも曹操は絶体絶命の危機に 陥るが、親衛隊長の許チョに守られ、さらに丁斐の牛馬を放つという絶妙な気転により命拾いする。

 その後、渭南で落とし穴に落ちた韓遂・ホウ徳達を馬超は救援した。

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