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(劉備)「もはやこれ以上待ってはいられません」 あなたがそう言うと、曹操も頷いた。
時期が決して熟したとは誰も思っていない。しかし、待っていても一生好機など訪れないかもしれない。 まず曹操一派が董卓の館を囲い、一斉に火矢を放った。すると城内は混乱する。そこへあなたと関羽・張飛が現れ、 正門から進入した。すべては計画どおりの運びだった。
しかし、順調なのもここまでだった。 (張飛)「兄者、俺にやらせてくれ!」 勝気な張飛が挑むが、明らかに分が悪い。そこで今度は関羽が踊り出た。 (関羽)「弟よ、助太刀するぞ!!」
しかし、豪傑二人がかりでも尚旗色は悪かった。 この呂布将軍の勇ましい姿に、混乱していた董卓軍の兵士の士気は見る見る上がっていった。 そこへ四天王が現れた。 (郭シ)「曲者だ! 捕らえよ!」
呂布1人相手に苦戦しているあなた達のこと、この新手の兵士達にはとても3人では耐え切れない。 (劉備)「曹操殿! 助けてくだされ!!」
しかし、あなたの呼び声に答える声はなかった。 (劉備)「曹操殿! 助けてくだされ!!」 今度は曹操がした。しかしそれはあなたに対する返答ではなかった。 (曹操)「皆のもの、引けぇ!」 (張飛)「な、何だと!? 館内にいる俺達はどうなるのだ!」 (曹操)「劉備殿、悪く思わないでくれ! 負け戦は引き際が肝心だという!」 (関羽)「貴様! 仲間を裏切って逃げるつもりか!?」
(曹操)「私が人を欺くことがあっても、人に欺かれることがあってはならない! これが曹操の最後の言葉だった。以後、何を叫んでも何の返答もなかった。 (劉備)「おのれ曹操め、謀ったな!」
目前には呂布が、背後には四天王が、そして回り中至る所には敵兵がいる。 残念だが、あなたの冒険もここまでだ。 |
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