劉備の冒険の変遷

シナリオ1:黄巾宮への旅立ち作成日1999年3月28日
 劉備の冒険の入門編。作者もプレイヤーもまだゲームに慣れていなかったため、 ゲームのストーリー云々よりも、まず雰囲気を掴んでほしいと思って作ったシナリオです。

(総ページ数:38ページ)

シナリオ2:悪鬼、董卓の館作成日1999年4月10日
 第2弾にしてシリーズ最難関と評された「悪鬼、董卓の館」は、前作の倍以上のページからなっています。所々にかなり 微妙な選択肢があり、一歩間違えるとクリアできません。
 またこのシナリオでは、選択式ゲームの限界を感じもしました。選択肢が増え分岐も増えると指数的にその後のページも 増えてしまうため、間違った方向へ向かった場合、すぐにエンディングにしないとページ数ばかり増えてしまうからです。

(総ページ数:75ページ)

シナリオ3:呂布奉先の棲む平原作成日1999年5月4日
 本家本元のアドベンチャーゲームブックでは、体力点や運点などがありました。
 前作まではそういったものがなかったので、正解手順は基本的に1つしかありませんでした。間違った選択をしてもペナルティ がなかったので、正解手順を選んだ場合との差別化ができなかったからです。

 そこで体力ポイント制をはじめて導入。選択ミスをした場合、その度合いによって減点し、ある一定のミスの範囲であれば、 クリアできるようにしました。
 また初めてグッドエンディングを2つ用意しました。

(総ページ数:66ページ)

シナリオ4:真の強敵作成日1999年6月27日
 シナリオ2の頃より感じていた限界を越えるため、シリーズ初、条件分岐を導入しました。これにより、選択によって 違うページにジャンプしたあとでも、基幹となるページに戻りストーリーを続けることができるようになりました。
 分岐するたびに同じようなページをたくさん作る必要がなくなったため、複雑なストーリーを展開できるようになりました。

 また一度選択したリンクは通常色が変わってしまいますが、何度でも楽しんでいただけるように、選択済みのページへの リンクの色を未選択と同じ色にしました。

 また前作で好評だった複数のグッドエンディングを今回も採用。2つ用意しました。

(総ページ数:69ページ)

シナリオ5:再 会作成日1999年8月22日
 システム的には前作シナリオ4と同じです。シナリオ6でいよいよ「彼」の登場が果たされシステムも変更する予定なので、 「再会」では現行のシステムの完成版という位置付けになっています。

 しばらく難易度は低いレベルに抑えられていたため、今回はやや難解にしたつもりです。しかし、基本的には歴史にそって ストーリーを作っているものの、多少史実と反する部分も出てしまいました。

 また好評だった複数のグッドエンディングを今回も採用。3つ用意しましたが、基本的にどれも同じような結果になっていま す。
 これらとは別に、ただのエンディングを2つ用意しました。ある意味、こちらを探すほうが難しいかもしれません。こちらは 死ぬことはなかったものの、冒険の目的を達成できなかったエンディングです。

(総ページ数:80ページ)

シナリオ6:虎狼と臥竜作成日2000年3月12日
 システム的には前作とほぼ同じですが最後の最後でちょっとだけ遊んでみました。さて、それが吉と出るか凶と出るか…。

 難易度は"難"に設定しました。意地悪な分岐が多いためです。

 その一方で、最近増加傾向にあったページ数が大幅に減っています。これはプレイする人の電話料金、プロバイダ接続料金 の負荷を軽減する一方、最後の戦いで時間を使うためです。

 エンディングは今回、3パターン用意しています。途中で体力を消耗したり、助っ人の選定を誤ると最後の敵で苦戦する システムになっています。

(総ページ数:51ページ)

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