荊州四郡攻略戦

 赤壁の戦い後、劉備は曹操を追撃して南郡に入る。この際、旧荊州牧であった劉表の長子劉[王奇]を立てて 荊州支配の正統性を内外に知らしめる。
 その一方で、荊州南郡4郡へ出兵。武陵・長沙・桂陽・零陵をほぼ無傷で手中に収める。いずれも劉備の威を恐れて、 降伏してしまったためである。

 劉備は先に向かい入れた諸葛亮に徴税監督を命じ、軍需物資の収集に努める。
 また、知恵者で名高かった馬良、ホウ統、武勇に秀でていた黄忠、魏延らを次々と配下に治め、それまで 曹操と比べて不足していた有能な人材を手に入れる。

 この劉備の急拡大に恐れを感じた孫権は、妹を彼に嫁がせることになる。

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