淮陰の戦い

 徐州で陶謙が死んだ時、袁術は太守になって間もない劉備を攻めた。しかし、大軍を擁しているにもかかわらず 戦線は膠着してしまう。
 そこで、小沛で居候していた呂布に徐州を攻撃させる。内通者もあり、徐州城は呂布の手に落ちた。
 前線で補給を絶たれた劉備軍は兵士が次々と逃亡し、もはや戦闘の続行は不可能な状態になる。そこで彼は 呂布に降伏を申し出た。
 先に袁術が呂布に劉備を攻撃させた際、見返りとして約束していた兵糧を送ってこなかったため、呂布は今度は 劉備と組んで袁術を攻めようと考える。
 しかし、劉備が徐州の信望を得ていることを不安に思い、結局呂布は徐州から劉備を追い出してしまう。
 劉備は関羽・張飛らと共に曹操を頼って落ち延びた。

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