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 | みゆきさんの白衣姿といえば、女医さんではないけれど「金環蝕」で、白衣をひるがえして歩いていた天文台の女の人も可愛くてカッコよかったです。 特にラストのシーンで白衣姿から真紅の衣装のアメノウズメに変わるところ・・・ 前屈姿勢で、拳で床を信号のように打ち続け、足首に付けた鈴を踏み鳴らしながら白衣をさっと脱ぎ捨て、髪を解いて、真紅の衣装で「泣かないでアマテラス」を熱唱して舞う姿は、まさに現在に再生、新生したアメノウズメの舞踏を観ているようで 伝わってくる魂の振動で涙、涙、で心が感動で打ち震えます。
古事記の伝説で、スサノオの非道ぶり悲しみにくれて 天の岩戸に隠れた日の女神アマテラス、そしてアマテラスを踊りと笑いで外へ誘うアメノウズメの舞踏は、 現在に置き換えても、アマテラスの闇の世界はすべての人の悲しみ、スサノオの非道ぶりは戦争など理不尽な悲しい出来事、 アメノウズメはすべての悲しみを歌と踊りと笑いで癒し 光の世界へいざなうモノですよね。 そしてみゆきさんは、まさに現在に生まれた 勇気と感動を私たちに与えてくれるアメノウズメです。
山口百恵さんのトリビュートアルバムは、自分で作詞作曲した歌しか歌わないみゆきさんだと実現は難しいのでしょうね。 百恵さんの「ひと夏の経験」で思い出すのは、 みゆきさんが尊敬する上沼恵美子さんが、 姉妹で少女漫才師、海原千里・万里だった頃の、 得意の女性アイドル歌手ものまね替え歌のネタ、 「あなたに女の子の一番大切な“かぼちゃ”あげるわ〜♪」を 見て笑ったのを思い出す。 上沼恵美子さんだったら得意だった百恵ちゃんを歌ってもらえたかも・・・って、長くなってすみません。 |