夜会Vol.15 ~夜物語~元祖・今晩屋 ネタバレ座談会2008/11/30 01:06

夜会、ネタバレ座談会を開設しました!
夜会Vol.15の感想や、質問・疑問など受付いたします。


今回の夜会の元ネタは森鴎外の「安寿と厨子王」らしい。
といっても僕は全くもって文学に疎い人なので、原作を読んだことがなく、とある人からあらすじを教えてもらって見に行きました。

でも・・・一回観ただけでは理解しきれなかった。。。
杓を落とすシーンとかも、原作にそれに相当するエピソードがあるそうですが、そういうことを知らずに見に行くと、なにをやっているのだろう? と思うことになるかもしれません。

ちなみにこれもとある人から聞いた話ですが、みゆきさん世代では、国語の教科書に必ず載っているといってもいいほど、安寿と厨子王は有名な作品らしいです。

ただ、ある時期から採用されなくなり、その下の世代には、馴染みの薄い物語になったんだとか。


ちなみに管理人が今回の夜会で感じた疑問といえば…。

(1)第2幕の水族館で、魚に生まれ変わった(?)みゆきさんが、チラシを配るアルバイトをしていたのは、生まれ変わってもそこで一度リセットされるのではなく、また次へ繋がっていくというメッセージなんですよね?

(2)夜会のタイトルにある「夜物語」ってどんな意味?
公表されるちょっと前に、実はとあるルートから、夜会のタイトルと噂されるものを聞いておりました。
それは、「元祖・今晩屋」。つまり「夜物語」の言葉が入っていない。

もしこの情報が正しかったとすると、後から「夜物語」を付け加えたことになるから、それだけ意味深い気もします。

夜物語と聞いて初めに思い浮かべるのは、僕はアラビアンナイトなんですが、みゆきさんの言う「夜物語」ってなんなんでしょうかね?

(3)なぜ目隠しをする!?
あのシーン…ライティングもあって、若干エロい雰囲気が…(照)
目隠しをした意味ってなんなんでしょうかね?

長くなったのでこの辺で。感想は、また後日、書きます。

疑問でなくても、感想でももちろんOKですので、お気軽に書き込みください ★('-^v)

P.S.個人的には、みゆき姫の花嫁衣裳が観たかった・・・(笑)

コメント

_ 焼き芋 ― 2008/11/30 02:24

私 焼き芋は好きすぎて あーあ一日をどこへかえそう♪から天鏡までうたえそう。今日は三代目魚さん観てましたよ。

_ サヴァ ― 2008/11/30 09:43

夜会、ネタバレ座談会の開設おめでとうございます。
今回の夜会もやっぱり不思議な空間の物語でしたね。
私も分からないところが沢山ありますが、取り急ぎ管理人さんの疑問?に私なりの答えです、笑

>(2)夜会のタイトルにある「夜物語」ってどんな意味?
今晩屋は存在しない109番目の除夜の鐘のなるその時を売る商いをしていて、暦売りはそこの売り子=案内人=現地ナレーター的存在かしら?
舞台の最後に登場したのが、今晩屋の店主で、その109番目の除夜の鐘のなる時に起こった物語=夜物語を語った語り部かしら?と見ました。

>(3)なぜ目隠しをする!?
「山椒大夫」の最後にあります。
厨子王と生き別れした母は佐渡で盲目になっていました。
目隠しのあの場面は、盲た母が
♪安寿恋しや ほうやれほ
厨子王恋しや ほうやれほ~
と干した粟を食べに来る雀をおっている姿です。
目隠しは盲目を表現しているのでしょう。

_ ペルシャ猫 ― 2008/11/30 10:18

盲目の母を意味する目隠しのシーンがエロい雰囲気とは・・・(爆)です。
管理人さんのこの感想が強烈にインプットされてしまい、次回3日に行きますが、違う意味で印象的なシーンになりそうです。どーしてくれる・・・。

私は今回の夜会はストーリー云々よりとにかく歌に圧倒されました。
文語体というか七五調というかの歌詞が耳に残り、まるで昔のわらべ歌の様に心の中でリフレインしています。
自分自身国文科で古典を専攻していたので文語調はなじみ深いし、どちらかというとベタなストーリーより幽玄、摩訶不思議ワールドが好きなので、今回の夜会は何度も観てかみ締めたいと思う舞台でした。

_ 焼き芋 ― 2008/11/30 11:15

へー ペルシャ猫さんも三日ですか。たまさんもだし・・三人は少なくとも同じ時空間。尼寺より燃え上がりそうです。

_ 管理人 ― 2008/11/30 11:37

書き込み、ありがとうございます(=^ω^=)

母親って最後、盲目になっていたんですね。
いや、いきなり目隠しして、しかもライティングが赤いものだから、よからぬ想像をしてしまい、「姫! これからなにをする気なの!? 早まっちゃだめ!!」って思いました(笑)

というのは若干誇張した感想ですが、でも目隠しの意味が分かりました。次回は、もっと文学的な目で見たいと思います(笑)

今回は夜会にしては歌も多かったですね。


ところで、今回の夜会はテーマがたくさん詰まっているようで、すべて見つけるのは大変かな? と思っているんですが、皆さんはいかがでしょう?

「前世、今生、来世」に見る転生、しかもそれは別個にあるのではなく繋がっている(仏教用語でなんとかって言ったような...)、というみゆきさんの願いのようなものを僕は感じました。

あと、「守られなかった約束」。でもそのときは本気で守ろうとしていた。その気持ちは嘘じゃなかった…。
そう訴える姿は、若干痛々しくさえ感じさえしました。

そういう意味では、ウェディングドレスを着た人の言葉も奥深い。
「偽りのかんざし(かんざしだったかどうかは忘れてしまったけれど...)」「偽りの・・・」って、ドレスをまとっているけれども、それは心から望んだ結婚ではない。

ほかにもたくさんのキーワードがあって、とても書き切れないですね(笑)


ちなみに、またしても個人的な感想としては、「愛に殉じる」という言葉にしびれました(苦笑)

ひとつの愛に縛られてはいけない、、、と思いながら(少なくとも、報われない愛ならば)、ひとつの愛に殉じてしまいたい自分がいるからかもしれません。(゚Д゚〓゚Д゚)

_ 猫左衛門 ― 2008/11/30 11:52

(1)一幕に続いて暦売りで、みゆきさんが貼った暦をコビヤマさんが剥がす。コビヤマさんが「暦なのに曜日も書いて無い」みたいなこと言ってました。
転生の途中の魂?
剥がされるというところから水子?
とか考えてます。
(2)
暦売りの役回りについてはサヴァさんと同感。
今回、セットがいかにも作り物然としていたのや、最後にみゆきさんが舞台挨拶したのは、今晩屋の創作劇をお見せしました、というニュアンスもあるのでは。
パンフにある「夜いらんかいね」の歌詞の一部に「今晩屋」や「夜物語」のヒントがあるかも。
(3)赤い鉢巻き(?)なのは、母が目を潰されたことを表すとともに、精神的に毎日血の涙を流していた、という象徴では。

_ 焼き芋 ― 2008/11/30 11:55

手まりうたのなかに今生も前世からみれば来世♪ってあります。骨を喰ろうて生て行く そういうものじゃないですか♪ って続きます。なのに♪ゆるせず わがみ  なんですねぇ

_ 焼き芋 ― 2008/11/30 12:07

あの段階 五段あるんですが 登ったり降りたり すごいです。よっこらしょ なんて一度もありません。大統領が飛行機のタラップ登るみたいにタッタッって 若い!

_ 焼き芋 ― 2008/11/30 12:59

新しき赤子たちの 掌には昔がある♪ はウインターガーデンの記憶を思いました。

_ 焼き芋 ― 2008/11/30 13:43

猫左衛門さん 暦の(1)ですが 般若心経 不生不滅〜不増不減 を思い出しました。命をこころとよぶ死生感とみゆきさんの願いがそこここに散らばれられ左官屋の場面も好きです。

_ 猫左衛門 ― 2008/11/30 15:30

質問です。
水族館
暦をみゆきさんが貼り、それをコビヤマさんが剥がしたすぐ後位だったと思いますが、香坂さんが「そこ、水漏ります!」みたいなこと言った直後に、建物の向かって左の壁あたりから、水鉄砲のように一瞬水が出て、それをみゆきさんが止めようとするするような動作をしたような気がします。
あれは、どういう意味なんでしょう?
水が出たことと止めようとした事。
皆様のご意見を教えてくださいませ。

_ 焼き芋 ― 2008/11/30 16:25

訛ってる 生身はとれぬ とやり取りがあります。どうしてもほころびは出てまた左官屋さんの出番ということか・・

_ 焼き芋 ― 2008/11/30 17:27

なまみに補足して。水のなかにいるはずなのに、また火がついてしまうかも知れない。消火器を背負ってうろうろ。

_ りんご ― 2008/12/01 00:21

こんばんや。
管理人さんネタバレコーナーありがとうございます。
早速私も質問したいです~

私の罪は水の底の意味が分かりません。
「山椒大夫」で姥竹と安寿が入水自殺した事と関係しているのでしょうか?
さらに隠し事なら水の底といって
チラシ(暦)を捨てますがどういう意味かお分かりの方がいたら教えて下さい。
あと消火器の意味が良く分かりません。
それとクライマックスに何故「十二天」が出て来て「天鏡」なのか全く意味が分かりません???
どなたかご教授お願い致します。

管理人さんの疑問についての私なりの解釈です。
(1)暦売りについて
次に繋がっていくのかなと私も思いました。
また暦売りはとても重要な役目を担っています。
暦が出来てから新年を迎えるとそれまでの行いがリセットされると考えられるようになったそうです。

(2)夜物語りについて
「安寿と厨子王」は安全な宿に泊まれない一夜があったからこそのお話です。
安寿、厨子王、母、姥竹がさまようあの一夜のお話「夜物語」とそんな思いの人々に夜を売る「今晩屋」と理解しました。

(3)目隠しについて
母が盲目になったこともそうですが、山椒大夫のところから逃げ出した安寿と厨子王が裏切り者の印として×の焼印を押された事と関係しているのではと思います。

_ 焼き芋 ― 2008/12/01 06:21

♪夜をくだされ私に〜あの子を見捨てて来た水へ♪場面は水族館ですが 私の罪は水の底 そのままとれば、ここは罪の場面 いろんな罪が浮いてたり出て来たり? (思い込みばかりですみません)

_ りんご ― 2008/12/01 20:56

>焼き芋さん
私の罪は我が子達を水に捨ててきた事なんですね。なるほど~

最初から最後まで水が関係してますが、私は全く繋がりません…
歌詞も聞き取りにくいのでさっぱり分かりませんでした。

_ 焼き芋 ― 2008/12/01 21:28

見捨てたあの子だけではないみたい。 ♪骨肉わけた人 もすててました。でも♪その十文字はなんだ〜 お前もだろ!って客席を指す。 やがて水底の花嫁も♪赦され河を渡って行きましたとさ。

_ ペルシャ猫 ― 2008/12/01 21:36

私はもともと細かく分析や解釈をするたちではないのですが、皆様のコメント興味深く読んでます。

そこで今更なのですが・・・ものすごく初歩的な質問です。

キャスト4人は誰を表しているのか混乱しています。

第一幕の画家は厨子王ですよね。
庵主は「たけ」と言う名だから姥竹でしょうけど庵主→安寿の符号から安寿でもあるのでしょうか。
禿(かむろ)は安寿ですよね?
そして暦売りのみゆきさんは第三者的な立場かと思うと時に安寿が憑依したような台詞もあるし・・・。

第二幕の左官は厨子王。
水族館の飼育員はやはり「たけ」と言う名だから姥竹。
でも十文字の烙印の時、右手に左官が立ち左手に彼女が花嫁と共に立ちますよね。そうすると彼女もまた安寿でもあるのでしょうか?
花嫁は「安らけき寿を捨て」だから安寿。
そしてここでもみゆきさんは第三者的立場なのか安寿なのか?

そしてそのあと、盲目の母を演じたみゆきさんが「赦され河、渡れ」で水の底から三人を救済しますよね。あれは母としてでしょうか。それとも安寿としてでしょうか。またもや第三者的立場の今晩屋としてでしょうか。
そして船に乗り行く三人は誰なのでしょうか。

自分の中で混乱しているので、まとまりの無い文章になってしまいすみません。
もしどなたかすっきりする解釈があれば・・・と思い書き込みさせて頂きました。

_ 管理人 ― 2008/12/01 22:32

今回の夜会の難解なところは、

(1)原作が現代ではあまりポピュラーではないこと

(2)登場人物と役者が変わるので、今誰を演じているのか分かりづらいこと

(3)言葉が聞きなれなくて聞き取れないこと

(4)言葉をあちこちでかけているけれども、活字ではないので気づかないこと

でしょうかね~。

特に(2)は、かなり理解しづらくしているのは事実だと思います。今、誰を演じているのか? を台詞とかで理解するのはかなり難解ですから。特に原作を知らない人にとっては。

それでも必死に理解しようと頑張る皆さん(自分も含めて)に、「みゆき愛」を感じます(^^)

十文字って罪びとがつけられたマークらしいですね。
僕はおバカなので、「十文字? キリスト教?」という発想しか沸かびませんでした。。。なちゃけにゃい。


>花嫁は「安らけき寿を捨て」だから安寿!!

なるほど! ってでもそれは、字幕がないと気づかないかも。。。ペルシャ猫さん、凄いです!!

僕はあの船が何を意味しているのかも実は分からないままでいます。来生への船なのでしょうかね?
船のデザインも日本というより中国っぽい感じだったので、若干違和感がありました。

暦売りも、確かに質問されると、分からないですね。
曜日も書いてない暦が何を意味するのか、、、たぶん、この世を生きていないということを意味している気がするんですが、でも貼った物を剥がしたりしているシーンの意味はやはり分かりませんでした。

消火器とか小道具も、確かにいまひとつ意味が掴めないですね~。

うーん、考えれば考えるほどドツボに(笑)

どなたか、「それはこういう意味だよ」と言ってくれる人、お待ちしております(笑)

_ 焼き芋 ― 2008/12/01 23:48

船に導くのは母ではないと思います。第三者? 今生の未練か♪ほうやれほ までかなと・・赦され河を渡るのは ♪夜をください と昼のお代で買ったひと  エヘ 偉そうに焼き芋ごときが。

_ 焼き芋 ― 2008/12/02 00:26

♪てばなした わがこ さらわれた わがこ かわりたや わがみ ゆるせず わがみ ほうやれほ〜♪ 佐渡を舞台にした昔話だけではこんなにこころにのこらない。

_ ミル ― 2008/12/02 03:29

おお、いつのまにかこんな掲示板が!
私も参加させてください★

各キャストについては、パンフに一つの答えは出ていますね。

中島みゆき....暦売り/今晩屋/母/安寿(垣衣)
香坂千晶.....縁切り寺の庵主/水族館の飼育員/姥竹/安寿(垣衣)
コビヤマ洋一...元・画家のホームレス/左官/厨子王(萱草)
土居美佐子....脱走した禿(かむろ)/脱走した花嫁/安寿(垣衣)

となってます。
個人的に・・・
絵を「書く」画家→記憶を「塗りこめる」(忘れている・・・わすれ草)左官(でも水の中じゃ塗りこめられはしない)→都に上る未来を「描いた」厨子王

三郎(山椒大夫に出てくる)から「逃げている」禿→安けらき寿を捨て、しのび(しのぶ草)を捨てて「逃げている」花嫁
の連想がなされているのかなぁ、と。
みゆきさんと香坂さんの役の流れはまだ?です(><)

タイトルについては、
そもそも、この物語を紡いだのが中島みゆきとミュージシャン・役者一同が演じる「今晩屋」であり、だからこそ最後にMCもあるのではないでしょうか。
元祖・今晩屋は劇中に出てきた今晩屋である・・・。


私の罪は水の底・・・
これは入水自殺との関連もあるでしょうし、罪というものが決して塗りこめられはしない(完全にリセットするわけではない)という比喩もあるのではないでしょうか。
水は何かを沈ませもするし浮かびあがせもする。
最後のシーンは「洗浄」「浄化」でもありますよね。
途中で水が漏れるシーンは、そこからパンドラの箱が開くように怒り・自責・愚かさ・悲しみ・・・などの前世の記憶があふれだす前触れだと思います。
次の幽霊交差点の場面で、それぞれの縁が明らかになりますし。
ただ、みゆきさんが何故止める動作をするのかは謎です。なんでだろ・・・

私の疑問は、
1:なぜ二隻の船を歌わないのか?
原作にも二隻の船が出てくるのに、今回外したのは何か意図があると思うんです。

2:「裏切り前の一日へ 誓いを戻せ除夜の鐘」
ここで言う裏切りとは?
子を売った母親?安寿が厨子王を逃がしたこと?安寿が入水自殺をして弟に「耐えてみせる」という約束を破ったこと?

あと、これは疑問とは違うかもですが
みゆきさんはパンフの中で「あの一晩があったなら・・・」って言ってるんですよね。
普通「あの一晩がなかったら・・・」って考えませんか?
うーん。

私の考え見当違いかもしれませんが、でもこうしていろいろ考えるのって楽しいですね。
皆さんの意見も勉強になります!

_ ペルシャ猫 ― 2008/12/02 07:46

皆様色々なご意見ありがとうございます。
とても参考になるし、管理人さんがおしゃるように皆さんのみゆきさんへの愛が感じられて嬉しいです。

ミルちゃんの普通「あの一晩が無かったら・・・」と考えるのでは・・・についてですが。
今更後悔する「あの一晩」ではなくそれとは違う一晩があったなら・・・で今晩屋さんから買うのかなーと思いました。
でもいくらやり直したってリセットは出来ないともおっしゃってるし・・・?

あとは「裏切り」についてですが。
母は子を捨てたのではなくさらわれたのですよね。(かなり間抜けなシチュエーションだけど)
厨子王も安寿に示唆されて逃げたのだし、迎えに来ようにも安寿は入水してしまったし。
耐えられず入水した安寿にしても、三者三様そんなに罪を感じて責められる事なのでしょうか?
それを「裏切り」「約束を破った」と責められるのはかなり厳しいなーと思います。

_ 管理人 ― 2008/12/02 13:08

おお、ミルちゃんが!
これは心強い助っ人参上かな(^^)

役についてはパンフで事前に見ておいたんだけど、やっぱり途中で分からなくなってしまった(苦笑)
もう一度、復習しておきます。。。

それにしても、二隻の舟は本当になんででしょうね。
シチュエーシュン的にもあそこで歌われていいところですのに。みゆきさんご本人のこの歌に対する拘りがあるのかもね。
Vol.10までは毎回歌う、と決めていたということは、逆にいうとそれ以降は歌わない、とまた心に決めているとか。

>ペルシャ猫さん
裏切りとはいえないのかもしれないですが、結果として子供たちの人生を壊してしまったという点で後ろめたさを感じているのかもしれないですね~。

でも、裏切りではないと思いますが。

曜日のない暦って、実はあとから書き込みできるもので、それこそ今晩屋さんが売っているものなんじゃないかと、皆さんの意見を読んでいて思いました。

あれはまさに、夜をもう一度やり直すためのものなんですかね?

そしてそれをはがしてしまうコビヤマさん・・・なぜだ!?(笑)

_ 猫左衛門 ― 2008/12/02 13:23

>キャスト4人は誰を表しているのか

場面ごとに決まっていないで、短い時間で変わったりしているようですね。

>あの船が何を意味しているのか

歌詞にもある「弘誓の舟」では。
(弘誓:菩薩が自ら悟りをひらき、あらゆる衆生を救って彼岸に渡そうとする広大な誓願。)

>裏切り

webにポスターが出たときに、そこに書かれた5行の中に見つけてから、
ずっと疑問でした。
>それを「裏切り」「約束を破った」と責められるのはかなり厳しい

私も、普通はそうだと思いますが、みゆきさんとしてはそうお感じになられるのかな、
と考えたりもしています。

_ (未記入) ― 2008/12/02 16:14

もうみゆきさんの頭の中を見せてほしい...笑 まだ話題に出てないこととして、衣装にも仕掛けがあると思うんです。 今思い出したのは ・2幕で衣装を変えたときから、みゆきさんはずっと下に金っぽい帯をしている ・1幕で禿のしていたかんざしと、2幕で花嫁のもっているブーケのデザインが似ている ・左官がかぶっているヘルメットに緑の+のマーク->十文字? ・ラストでポスターの再現 ポスターと同じ衣装、同じポーズでの再現って今までにあったかなぁ〜? まだまだありそうですが。 あと水流しまくったり火使ったり紙風船の動きにやたら拘る割に、 中心のベニヤに絵を書いただけの様な安っぽい舞台セットも気になります。 ラストの船とか、今までなら2/2みたいに豪華に拘りそうなのに... あれじゃ、コマ劇場のサブちゃんの「祭り」じゃないか!!w あの安っぽさはやっぱり劇「今晩屋」を演じているからなんですかね(>_<)?

_ ミル ― 2008/12/02 16:29

あ、↑はミルですw

_ 管理人 ― 2008/12/02 17:55

ミルちゃん、君は本当に、本当に凄いYO!!
そんな細かいところまで、しっかり見て、しかも覚えているなんて!!
ちょっと尊敬した(笑)

僕は見ているようで見ていないのかナァ。。。
視力のよさを活かしきれていない(笑)

管理人、、、次見に行くときはもうすこし目を凝らして見ます(>o<)

_ (未記入) ― 2008/12/02 17:57

>管理人さん
夜会ネタばれ掲示板の開設、大変うれしいです!!ありがとうございます。

今回の夜会は簡単に言うと、みゆきさん演じる「暦売り」が「山椒大夫」の4人の登場人物を転生させるお話だったと思います。

鍵を握るのが劇中、何度も歌われる「109回目の除夜の鐘」でしょう。本来除夜の鐘は108回鳴ったところで新年を迎えます。109回鳴るということは、前世の記憶が来世に受け継がれる=転生 ということなんでしょう。

しかし、劇中では前世の悲しい記憶を抱えたまま転生を繰り返してしまいます。それで第2幕の水族館で左官は転生を意味する暦を剥がしたのでしょう。 悲しい転生を止めるために。
でも、これでは転生を商売にする暦売りは困ってしまいます。そこで、みゆきさんは水を止める動作をしたんだと思います。漏れ出す水はミルさんのおっしゃる通り、前世の記憶でしょう。

こう考えると、夜会のグッズにカレンダーがなかった意味が分かる気がします。「悲しい転生を繰り返すのはやめて、新たなまっさらな記憶を紡いでいってね」というみゆきさんのメッセージがあるのかもしれません。 カレンダーがなかったのはたまたまかもしれませんが(笑)

>りんごさん
最後に歌われる「天鏡」は、この曲だけ浮いてる感じがして僕もよくわかりませんでした。ですが、改めて考えてみると「天鏡」=「月」なのかもしれないと思うようになりました。転生の夜に浮かぶ月に前世の記憶が映るのではないかと。

_ ちゃーりー ― 2008/12/02 17:58

↑のコメントは僕です。申し訳ありませんm(__)m

_ 美雪LOVE ― 2008/12/02 21:03

今回2隻の舟が歌われなかった理由について、研究所の掲示板に詳しい見解を載せている人がいて、参考になりました。

_ 管理人 ― 2008/12/02 21:07

>猫左衛門さん
レスが漏れていたようですいません。。。(゚Д゚〓゚Д゚)

パンフを見ながら夜会を見ることができないので、どうしても混乱してました。

「裏切り」の部分については確かに謎ですね。
今日、ネットで山椒太夫の話を調べていたら、こちらでは厨子王はちゃんと姉の敵をとっているみたいですし。

>ちゃーりーさん
109回目の鐘の音が~鳴り止まなかったどうなるの~♪ ってところは、実は見ていてずっと謎でした。煩悩を払うのが108回の鐘ならば、109回目の鐘は何を意味しているのか。。。
たぶん、もう一回みないとぴんとこないかもしれません、僕の場合。


そうそう、山椒太夫の話をウキペディアで調べていたら、弟を逃がした安寿は「火責め水責めに苛み殺された」とありました。
これって夜会の中で燃えている寺とか水の中の世界とかに関係しているんでしょうかね?

寺が何で燃えてしまったのか、いまひとつよく分からなかったので。

ちなみに
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%AE%89%E5%AF%BF%E3%81%A8%E5%8E%A8%E5%AD%90%E7%8E%8B%E4%B8%B8
では、厨子王は後に姉の敵をうっているみたいで。

_ りんご ― 2008/12/02 22:27

>ミルちゃん
凄い!!色々良く観てる!!
私は遠くて全然分からなかったです・・・
なるほど罪が浮き沈みしているか。そう考えると2幕のセットはなんとなく分かるかも。
あとセットの安っぽさはわざとでやっぱり今晩屋さんの劇もしくは今晩屋さんが私達にみせた幻なのかな?と思いました。

>ちゃーりーさん
そう一幕から大きさを変えて出てくる月の存在も気になっていました。
月は天鏡への伏線なんですかね。
確かに天鏡=月という感じですね。

皆さんがおっしゃる裏切りとキャストは気になってました。
私も「山椒大夫」を読んであまり裏切りという感じがしないです。
キャストの安寿が三人なのも不思議。

_ 管理人 ― 2008/12/02 23:15

>りんごさん
ミルちゃんの洞察力にはただただ感服ですよね~。
確かに今回、かなりよい席に座ったらしいですが、それにしても細かいところまでよく見ています。

月、サイズが変わっているんでしたっけ???←ダメだこりゃ...。全然気づきませんでした。。。

うーん、オフの日も見ることができるようになったので、当日もう一回しっかり見ます(笑)

_ ミル ― 2008/12/03 00:34

さっき書いたの携帯からなのですが、見事に改行されてない・・・w
ものすごい読みにくくてすみません。

>ちゃーりーさん
そもそも「109回目の鐘の音」が存在していることがおかしいんですよね。
本来ならありえないからこの世のものではない・・・やはり前世であり来世を表わしているのかな。
そだ、数えられなかったんですけど、幕が開く時に鳴る「ゴ~ン」っていう鐘の音、実際何回鳴っているんでしょうね?
みゆきさんの事だからちゃんと意味付けしていそうな・・・次回数えてみよう。全然関係ないかもだけどw

暦の解釈はなるほど!です。
カレンダー出さないのは私も意図的だと思います。

>美雪LOVEさん
研究所の掲示板ですか~あそこは全然見てないです;
個人的には、二隻の船がない時はDVD化されないんじゃないかと踏んでいるのですが・・・
今回夜会カラーも定番の赤→青、ですし。


>管理人さん
火と水は効果的に使っていると思います。
そんな火と水がともに現われたのは、 母が自分の意志で目隠しをとった時でしたね。


>りんごさん
夜会に限らず、みゆきさん関連はかなりじっくり見てしまいますですw

安寿が三人なのは
安寿と厨子王から何百年もたって、何度も転生している今の私たちは、逃がしたのか逃げたのか・・・それは自分自身にすらわからないから 私たちは安寿でもあり厨子王でもある、って事なんでしょうか(自分で書いててもよく分らなくなってきちゃったw)

裏切りは
それぞれがそれぞれに想っていたとしても、
結局は母は子を売ってしまい、姉は入水自殺してしまい、弟は自分一人逃げた上に姉を死なせ、女中は買われるきっかけを作ってしまった上に入水自殺をした。
要は今ある生を一生懸命に全うしなかった事への「裏切り」なんですかね?
でもこの理論だと、ペルシャ猫さんや猫左衛門さんのおっしゃるように、みゆきさんが生に向ける視線はあまりに厳しいし綺麗事すぎてしまうんですよね。
「頑張ってから死にたいな」と歌ったのはこうした背景もあるからなのか・・・
裏切りの部分はどなたかもっとすっきりする解釈をお願いします(><)

あと、24時着→邯鄲 (夢オチ)
   今晩屋→金環食 (元ネタあり。役が入れ替わり)
と、リメイク(という言い方は適切ではないかもですが)している気がするんですよね。
ならば次回作はいろはリメイク!?w

_ 猫左衛門 ― 2008/12/03 11:51

>・2幕で衣装を変えたときから、みゆきさんはずっと下に金っぽい帯をしている

あれって、一幕の水色の衣装で腰につけてたのと同じものではないでしょうか?
転生を示すグッズの一つ。

_ 焼き芋 ― 2008/12/03 14:50

死装束?にしてる帯のことですか?

_ 焼き芋 ― 2008/12/03 23:30

教えて下さい。 どうして暦売りさんは何でも持って行っちゃうんですか? お寺やらはたまた左官屋さんの道具まで嬉しそうに持って行くのは何ででしょう。

_ ちゃーりー ― 2008/12/04 00:23

>管理人さん
確か♪109回目の鐘の音が~鳴りやまなければどうなろか~♪だったような気がします(細かくてすみませんm(__)m)
109回目の鐘の音が転生を意味すると考えると、鳴りやまないということは何回も悲しい記憶を抱えたまま転生するということではないでしょうか。こう考えると色々と辻褄が合うように思います。

森鴎外の「山椒大夫」では、安寿が入水をした理由がはっきりと書かれていません。どうやら原作も読んだほうがいいかもしれないですね。

>りんごさん
月の大きさまでは注意してませんでした。ただ、でかい月だなぁと思ったくらいで(笑)

>ミルさん
僕もみゆきさんが何を指して「裏切り」と言っているのかよく分かりません。「山椒大夫」を読むと、確かに不幸な話ですが「裏切り」までは連想しませんでした。何度か読めば捉え方が変わるかもしれませんね。

それと、今回の話が転生を止めるものだとするならば、最後のサブちゃん舟(笑)に乗った4人はどこへ行ってしまったのかよくわからなくなってしまうんです。4人の魂は成仏したのか、それとも・・・?

舞台で鳴る鐘の音は場面の切り替わりで使われているので鳴る回数はあまり関係ないような気がします(>_<)

_ 管理人 ― 2008/12/04 01:10

ふと思ったのですが、みゆきさんはどこまで原作を意識しているのでしょうかね? 忠実にその世界を再現しようとしているのか、原作をベースに新しい話を作ろうとしているのか?

歴史モノとかだと、同じ人物でも違う角度からスポットライトを当てることで、違う人として描かれたり、新しい解釈があったりすることがあります。

あるいは、歴史をベースとしながらも、エピソードを創作したりすることも多々あります。

「裏切り」を、原作を読んだ方は皆さん感じていないようなので、そこはみゆきさんが原作から一歩踏み出した自分の解釈の部分なのかなぁ~と思いました。

_ 焼き芋 ― 2008/12/04 02:30

新訳か新作か みゆきさんの世界かと思います。♪その鏡に映るものは かくしきれぬ おろかさ・・  おもいあがってんだな、おろかなんだな って思わされます。

_ ペルシャ猫 ― 2008/12/04 07:46

昨日中日公演見てきました。
初回は興奮しまくって歌詞は聞き取らなくちゃだし、なんじゃこりゃ?のうちのあっという間の2時間でしたが、昨日はここでの皆さんのご意見を心に留めて落ち着いて鑑賞する事が出来ました。

ただミルちゃんご指摘のかんざしやブーケの形はよくわかりませんでした。
左官のヘルメットには確かに緑十字が。
みゆきさんの金の帯は第1幕からありました。
あと背景の大きな月ですが、縁切り寺では十二夜、十三夜くらいの大きさ、赦され河、渡れでは十五夜満月でした。

猫左衛門さんのご指摘でしたか、「そこ水漏ります」のシーンはやはり意味不明でしたね。
同じ水族館の場面でみゆきさんが「隠し事なら水の底」とチラシを捨てた途端に水から魚が天に向けて飛び出しますが、あれもギャグなのか深い意味があるのかわかりません。

今回歌詞をじっくり味わうことが出来たので、「ほうやれほ」から「十二天」「赦され河、渡れ」「天鏡」の流れは圧巻でした。鳥肌が立ちました。
ただやはり暦売りから盲目の母、弘誓の舟への救済者(誰だ?)、今晩屋さんへの変遷が唐突過ぎる気がして・・・。
これはりんごさんでしたっけ、最後の歌がなぜ「天鏡」なのか私も疑問でした。

今回の感想としては、百九番目の除夜の鐘はまだまだ今生はずっと続くのよってことかなと思いました。
大晦日に除夜の鐘の音を数えていて、もし百九番目が鳴り始めたら・・・今生の百八の煩悩や哀しみがリセットされることは無いのかとぞっとしますね。
それと日付や曜日の無い暦と言うのは、夜を自在に提供できる今晩屋さんが、いくらでもお好きな夜を差し上げますよと言うことなのかなとも思いました。

最後に印半纏をたたんで深々とお辞儀するみゆきさんを見て、結局今までのお話は今晩屋さんによる夜物語。チープに見える水族館の魚やサブちゃん舟も所詮それは幻、まやかし。だからあんたはあんたの今生を責任もって生きなさいって事なのかなと思いました。

ちなみに昨日は年上の友人(みゆきさん世代)と行きましたが、彼女によると彼女たちの世代(50代)にとって安寿と厨子王は非常になじみ深いお話だそうです。
安寿と厨子王と言えば「山椒大夫」の「ほうやれほ」の詞が思い浮かぶそうです。
私が今回森鴎外の「山椒大夫」を読んで初めて「ほうやれほ」を知ったと言ったらかえって驚いていました。
みゆきさんにとってはとても身近な題材なのですね。

落ち着いて鑑賞したという割には取り留めない文章になってしまいすみません。
やっぱまだ興奮してます・・・。

_ さゆり ― 2008/12/04 13:00

 12/2の公演を観てきました。数年前にみゆきさんのCDを初めて手にとって、去年は初めてコンサート(コンサート事態初めてです)に行き、今回初めて夜会を観ることができました。これほどエネルギーを注ぎ込むことがでるなんて私にはとても珍しいことです。それほどみゆきさんのひきつける魅力が凄いということなのですが。
 私には細かなことも何もわかりませんが、今回私の受けた印象を書き込みたくなってしまいました。
 109回目の除夜の鐘・ゆうれい交差点?などの言葉から、この世に思いを残したまま成仏できないでいる霊のようなイメージが湧いて、108の煩悩を洗い流して新しい一歩を踏み出すこともできず、かといって後戻りすることもできずに、その場にたたずんで深い悲しみにくれ、自分の罪(自分で罪と感じる罪)にさいなまれ、もしくは他者への罪を責める気持ちも少しはあるかもしれません。私が特に感動した曲はやはり最後の方で歌う赦し川わたれ?でした。しょせん人間は人を裁くほどの力もなく、赦す(自分も他人も含め)ほどの力もないのではないか、けれどももうさんざん泣いたじゃないか、そこには赦し川という川がちゃんと用意されている、そろそろその川をわたることを決意してもいいのではないか、来世でもまた同じことを繰り返すかもしれないけれど、もっと幸せな物語を紡ぐために、109回目の鐘を鳴りやませ、赦し川を渡り、次の一歩を踏み出せ。そう言っているように私には感じられました。みゆきさんが暦を売る姿も、すべての人に、幸せな明日が、未来が、来世くるようにと願っているようにも思えました。
 これはまったく私の感想で人それぞれ違って当たり前ですし、又みゆきさんはそれぞれの思いを投影させる余白をたっぷり作ってあると思います。
 ありきたりな言葉ですがやはり感動しました。今回の曲目がCDになる日を心待ちにしています。その時また何回もみゆきさんのうたを聞いて、いろいろなことを思いめぐらせ、あらためてみゆきさんのやさしい思いの深さに泣くと思います。

_ ミル ― 2008/12/04 13:20

ミル特派員ですw

今日発売の「ぴあ」にみゆきさんのインタが載っていますよ~。
裏切りについてやそもそも夜会とは、とか今回の作品・これからの夜会(もう次の事も構想に入っているって事かな)について(いつもながらボカしていますけどw)ヒントをくれています。

インタ読んだ個人的な印象としては、みゆきさんは今回これだけ物議を醸されるというか、賛否両論になるのわかった上でこの物語を作ったんだな、と思いました。
ファンが求めているものも全部わかった上で、でもあえて自分寄りにして遊んでいるというか。
一歩間違えたら自爆行為ものですが、みゆきさんだから成り立つんだろうなぁ・・・w

と、同時に
こんなねじりにねじった作品作るから、ララバイsinger、ラブコタ、07ツアーと「singer」としての仕事ではシンプルでわかりやすいものが続いたわけだ・・・とも。反動って怖いw
でもそこがまたみゆきさんらしくもあり。

座談会とはちょっとずれちゃいますが、ひとまず報告でした~

_ ミル ― 2008/12/04 13:27

あ、上のに付け足しです。
これは言いたくて!w

今のみゆきさんは本当に自分のやりたいことを楽しんでやっているし、日々も幸せなんだろうな~って感じて嬉しくなっちゃいました。
ああ、ますます憧れっぱなしだ・・・

_ 猫左衛門 ― 2008/12/04 14:06

焼き芋さん、
>どうして暦売りさんは何でも持って行っちゃうんですか?

前生の記憶(強い執着や後悔)を象徴するものを取り去るのがお仕事とか。

ちゃーりーさん、
>確か♪109回目の鐘の音が~鳴りやまなければどうなろか~♪だったような気がします

そうそう、歌詞中は「鐘の音」(タイトル中は「除夜の鐘」)だったと思います。
「このまま来生になりもせず」というような歌詞もあったような。

なお、安寿と厨子王の話は、もともと説教節という口頭伝承だったのでテキストとして
固定した原作は無く、細部が異なった幾つかのバージョンがあるようです。

_ 猫左衛門 ― 2008/12/04 14:42

「天鏡」は、月、瞳、湖面(水面)であるとともに、鏡餅=新年=来生かな、と思ったり。

_ 焼き芋 ― 2008/12/04 15:57

猫左衛門さん なるほど、なるほどです。それで、あっここにもあるって見つけてはニヤ 持っていくわけか。凄い、ありがとうございます。 もうひとつ質問、柄杓を探して持って来てくれるのも寺に火を放つのも禿ですが、何か関係あるんでしょうか?

_ 管理人 ― 2008/12/04 21:33

ここのblog、レスは50件までで、それ以上は受け付けなくなります。

ので、2頁目を作ってみました。
http://garyou.asablo.jp/blog/2008/12/04/3991804

タイミングよく、ぴあにみゆきさんのインタビュー記事が載っていたので、そちらも一部を転載しておきました。

僕も含めて、皆さんが疑問に思っていた点に、ピンポイントで答えていますよ。