東京は浜松町下車、向かうは東京プリンスホテル。目的は12:00開演のなみふく祭りに参加するため。
しかし、東京都と埼玉県の境に住んでいるにもかかわらず、持ち前の方向音痴がここでもいかんなく発揮され、
なかなかホテルに辿り着けない。延々と歩くこと30分! 真夏の日差しに脳みそくらくら。しか〜も!
なぜか烏に襲撃される!!(おいおい……)
一発目は不意を突かれて後頭部を直撃、暑さもあってかなりいらついていた僕は、思わず持っていたかばんの
手提げ部を短く持ち直し迎撃態勢を取る。しばらく烏とガンの飛ばしあい(ってこんなことしてる場合じゃない
んだよなぁ……)。しばらくして烏はどこかへと消えていった。
さあ、東京プリンスホテルは東京タワー近くにあることを地図で確認済みなので、とりあえず気を取り直して
Go!!! 走る、崔州平、走る!
「ああ、真夏の日差しにこんがり焼けた僕を見て、みゆきさん(ハート)」といいたげな爽やかな疾走!(爆)
そしてやっと、「東京タワー行き」という看板を見つけ、並木道へ。しかしここからが意外と長かった。
無事東京タワーについたものの東京プリンスホテルが見つからない。回りをキョロキョロしていると、今度は
中東系の怪しい外国人2人に道を聞かれる。しかし、彼らは明らかに英語をしゃべっておらんゾー。「Hamamatucho」
しか聞き取れない。しかも、せっかく人が一生懸命教えているのに、通じないと分かるとソソクサと立ち去る始末。
「おんどりゃー、日本男子を嘗めたらいかんぜよ!!!」
としているうちに、何とかプリンスホテルに辿り着くことができた。Ahh、ついに僕は来たんだ。ああ、長い戦いだった……。
まずはパラダイスカフェでアルコールを1杯。カクテルだったけど、汗だくだったため氷が溶けるまもなく一気に飲み干す。
結構濃かった。んでもう一杯……(おいおい大丈夫か?)
そしてパネルを見て回る。行けなかったツアーの写真も展示されていたりして思わず感動。顔が火照っていくのがわかった。
「Oh! You are my サンシャイン」。「だって君の視線は、いつも僕の頬を赤く染めるから」とすでに
できあがっておりました。写真見て照れる奴がどこにおるのじゃ〜〜〜〜〜。ああ、愛って偉大だわ(ハート)
その後、ファンのお宝披露のイベントなどもありかなり盛り上がる。うっきー! 中島みゆきファンって中途半端に好きと
いう人はいない。大好きか、大嫌いか。2つに1つなのである。みんな命かけている! でも世界中で一番みゆきさんが好きなのは
僕だい! とおもう崔州平。……でもみんな同じこと思っているんだろうなぁ。
閉館は6時だったけど、僕は5時半過ぎ、東京プリンスホテルのガーデンアイランド(ここでやってたのね)を後にした。そして迷い
に迷って来た道を、またそのまま辿って帰ることにしました。下手に違う道に入り込むと、また迷いそうだったので。
そして、6時
を少し回った頃、再び例の並木道へ。ふぁ、ちょっと涼しくなったな、なんてもおっていると、前方の左側の建物の出入り口から、
見覚えのある集団が! そう、みゆきファンご一同である。 近づいてみると、小さな看板を発見。そこには「ガーデンアイランド」
の文字が! そしてわずか十数メートル先には、見覚えのある建物が……! うっきー! 俺の今までの歩きは何だったのだー!
と思わず発狂しかける。
でもすぐに気を取り直し、「僕のプリンセス、来年もここで会おう」などと訳のわからないことを心の中で呟き東京プリンス
ホテルを後にした。おしまい
P.S.会場に入ってしばらく、僕の近くにいた女性2人組がなにやら興味のあることを言っておられた。
「ねえねえ、さっきの人、似てなかった? 他人の空似かな?」
え、誰に似ていたの? そこのところもっと詳しく……。ええ!! みゆきさん!!! でも彼女は今ごろロスでレコーディ
ング中のはず! まさか、日本に……!
しかしみゆきさんには前例があるのだ。みゆきさんのパネル展が前にあった時、みゆきさんがおしのびで一般客に紛れて
いらということを本人が当時やっていたラジオで激白したのである! もしや二匹目のドジョウが(使い方、間違ってます?)
という気持ちに刈られ、飛び出すも見つからず。しぶしぶ戻ることに。
Ahh、生のみゆきさんに会いたいなぁ。もちろん、その時は命を賭けて(?)「メル友から始めましょう!」と告白するんだ
けれどなぁ。
ちなみにみゆきさん関連の替え歌の一部を披露
「年の差なんて気にしないわ 胸ぺちゃだーてだってだって可愛いもん
キュートな笑顔が大好き 図太い歌声大好き
あなたは あなたは 最後の天使!」 (by キャンディキャンディのテーマ)
「みーちゃん みーちゃん お首が長いのね
そーよ お目めも切れ長よ
みーちゃん みーちゃん だぁれがすきなぁの?
そーよ (僕の名前)がすーきなのよぉー」 (by ぞうさんのテーマ)