う、苦しい……! |
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今朝、いつもより少しだけ早く目が覚めた。そこで徐に朝刊を取りに行き、部屋で広げてみると……。 西●雅彦の部屋に熟女(47歳)が同棲中という見出しを発見! 女●セブンの広告が 掲載されていたのだ。 なぜこの見出しに僕の顔色が急に悪くなったのか? きっと多くの人は分からないでしょう。僕は本屋を歩けば、 「中島ら●」「宮●みゆき」の文字に尽く目を奪われ、テレビのCMを見ていれば、微かに流れる彼女の声に敏感に反応し、 名前入りのスタンプを見つければ彼女の名前を探し、占いの本やゲームを見つければ必ず彼女との相性を調べてしまうので す!! そう、彼女こと「中島みゆきお姉さま」は只今怒涛の47歳を爆進中なのでR!
そんなわけで、「47歳の塾女=中島みゆき」の僕にとって、この見出しは計り知れぬショックだったのであります。
しかし崔州平の妄想はさらに続く。西●氏は30歳台、みゆきさんは47歳。みゆきさんはおやじっぽい年上が好みというから
この点では西●はマイナスポイントである。しか〜し、よ〜く彼の顔を思い浮かべてもらいたい!
せっかく早起きをしたというのに、ろくに食事も取らず僕は家を飛び出していた。向かうはコンビニ! 事の真相を確かめるまでは
何も手につかない気がしたのであります。
第一、相手が独身ならばともかく、妻帯者では苦しむだけじゃないかぁ!! と後から取って付けたような言葉を、
信号待ちする時に思わず独り言。近くにいた高校生に笑われる。 同時に、もし相手の女性がみゆきさんだったら「大物歌手(47)」と表記されているに違いないと、希望的観測で自分を落ち 着かせる。ああ、早く確かめたい! セブン!セブン!セブン〜〜! しかしてその実体は……「実業家47歳の塾女」でした。 「ほー」とついた安堵のため息の後に「ほーホッホッホッホッ!!」とお嬢さま笑いを響かせながら、僕は何事もなかったように コンビニを後にしたのである。あーめでたしめでたし(^^; |