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皆さん、こんばんは。新年あけましておめでとうございます。昨年の大晦日、管理人は10時ごろから仮眠を取っていて、ふと気がついたら
12時回っておりました。ということで除夜の鐘を聞いておりませんので、当然「煩悩(ぼんのう)」も取り払われておりません。
今年もみゆき姫LOVEは継続でございます(^^;
昨年末は、みゆきさん、ラジオにテレビ(プロジェクトX最終回)など露出度がちょびっとUPしてよい年でした。ただ、テレビとかに出ると、 週刊誌にあることないこと書かれてしまうという弊害もありますが。。。
さて、夜会も近いということで、本日は昨年発売された夜会の楽曲が収録されたアルバム「転生」についてちょっと語ってみようかと思っております。
発売日直後だと、まだ手に取ってない方もいるでしょうし、下手にレポートして先入観を植え付けてもいけないと自粛しておりました。 線路の外の風景 とても夜会らしい歌だと感じました。 前回の夜会で、どのシーンでみゆきさんが歌っていたか僕は覚えていない。 けれど、みゆきさんがステージで歌っている姿が思い浮かぶ。 この歌はたぶん、夜会なしでは生まれ得ない歌だったのではないかとさえ思えてしまう。 見渡す限りの草原、きっとそこには一面の名もない雑草と、数本の潅木が立っているだけの 殺風景な風景なのだろう。僕にはそう見える。 僕は電車に揺られていて、その風景は僕が夢見ていたものとは違くて、 でも電車は戻れない、引き返せない、僕の意思では。 どこかに転轍機があった。 でも、僕は深く考えることなく、そのレバーを動かそうとはせず、呆然と見送った。通り過ぎた。 もう戻れない……もう戻れない……。 一昔前のみゆきさんの歌にはなかった、ある種の無力感を僕は感じずにはいられない。 一昔前のみゆきさんの歌には、たとえば孤独の肖像ならば、「愛を否定しながら、でも最後には やっぱり諦められないのよ」という気持ちが載っていた。 でもこの歌は違うの。最後の最後まで無力感。 走り続ける電車、止められない電車。まるで、降りなければならなかった駅を通り過ぎてしまって、 どんどん目的の場所から離れていく電車に乗っているような気持ち。次の駅で降りて引き返そうと思ったら、 次の駅も次の駅も止まらないでどんどん遠のいていくような気持ち。 それが僕が感じた「線路の外の風景」 それではボチボチ、ラストのコーナーです。
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