皆さん、こんばんは! 秋になると妙に切ない気持ちになる崔州平です(笑) あ、たぶん冬になればなったで、きっと同じことを言っているでしょうけれど…(苦笑)
夏なら
みゆきさんと花火を見に行きたいなぁ〜と言うところを、秋になると
みゆきさんと紅葉を見に行きたいなぁ〜と言い換えるだけでして……。だって本当なんだもん!(爆)
そうそう、なんとこの間の台風の影響で、Dr.コトーのロケが遅れているんだとか……。確かに今年は台風の当たり年で、沖縄〜九州〜北陸〜東北〜北海道
と同じような経路を立て続けに通っていたので無理もないですが(苦笑)
思わぬところで、被害を被ってしまいました…。自然の猛威は凄いです。
なんてしょうもないことを語ったところで、ぼちぼちタイトルコール、参りましょっか! 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪
みゆきさん関連ニュース |
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11月17日に、ニューアルバム『いまのきもち』が発売になります。
コンサートツアー2005は2005年1月14日〜4月26日まで全国縦断します。
7月5日より「ほのぼのしちゃうのね」再開!!(時間:10:30〜10:40)
放送は首都圏のみですが、今回からホームページでも聞けます!
ほのぼのしちゃうのねをご覧ください!
映画「サヨナラCOLOR」に女医長役でみゆき姫がスクリーンに帰ってきます!
公開は来春予定だそうです。お楽しみに!
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改めましてこんばんは。眠くなると大概みゆきさんのことを考えてしまう崔州平です(///▽///)
いやぁ、最近ですね、ワンちゃんのぬいぐるみ(みたいなもの)をひとつ購入しまして。なんか妙に柔らかい感触なんですが、
枕として使おうと思ったのですが、いつの間にか抱き枕になってまして(爆) ああ、これがみゆきさんだったら…と思うことしばしばでございます(爆×2)
そのうち、
管理人のこ・べ・やにアップしますので、お楽しみに!!
それではこの辺で、web界の冬ソナを目指している(?)サロンMIYUKIをちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)今宵はまた、新たな展開が……!
このストーリーはフィクションであり、登場する人物、店名その他は架空の存在です。
ザエフォンら四人は、空港のサービスカウンターへ向かった。そこには血相を変えた大勢の人と報道陣でごった返していた。おそらく、皆、
墜落した飛行機に乗っていた被害者の家族だろう。
騒然とした雰囲気にすっかり飲まれてしまった瑠可と瑠未は、改めて周平の死を身近に感じるのであった。
(ザエフォン)「とりあえず、私があの中に入って話を聞いてこよう。君たちはお母さんと一緒に、向こうの
椅子に腰掛けていなさい」
ザエフォンは、その巨体を活かして人ごみの中に飛び込むと、カウンターへ猛進した。
瑠可は足がふらついている友紀の肩を支えると、近くの入国ロビーのソファへ歩き始めた。とそのとき、耳元で友紀が囁いた。
(友紀)「……お前は……瑠可なんだね……」
思わず、瑠可は目を見開いた。
(瑠可)「私のことを思い出してくれたのね!?」
(友紀)「……思い出すも何も……私はお前のことを忘れたことなどなかったわ……。ああ……こんな大きくなって……」
三人はソファに腰を降ろし、ごった返しているカウンターを眺めた。ザエフォンの姿は見えなかった。
(瑠未)「お母さん……私のことも覚えている?」
(友紀)「……もちろんよ、瑠未……。しばらく見ないうちに随分と大きくなったのね……。あなたを日本に
送った頃は、まだ私の胸の辺りまでしか背丈はなかったのに……」
(瑠未)「ああ…お母さん……!」
瑠未は頬を友紀の頬に押し当てた。
(瑠可)「他にはどんなことを覚えているの?」
(友紀)「……いろいろなこと……そう、数え切れないほどの思い出があるわ……。たとえば周平さんからの
プロポーズの言葉や、私が初めて彼にプレゼントした青いセーターのこととか……そう、彼が今日の午前中、ザエフォンさんのおうちに来たとき着ていた
赤と青のチェックのポロシャツも、私がクリスマスにあげたものだったわ……。きっと……私が思い出すのではないかと思って、あの人は着てくれたのね……。
でも私……あの時は思い出せなかったの……。見覚えがあるとは感じながら、それが実際なんであるか分からなかったの……。まるで寝ぼけているときに
囁かれた言葉のように、聞こえているのに聞いていないという風に、見えているのに見ていなかった……」
友紀が苦しそうに眉間に皺を寄せたので、慌てて瑠可が止めに入った。
(瑠可)「ママ、もういいわ……。あまりいっぺんに話をすると、体に毒よ……」
時計の針は三時を指していた。墜落の一報が入ってから、既に一時間が経過していた。
友紀はトイレに立った。彼女をひとりにするわけには行かないので、瑠可が付き添った。
瑠未が一人座席に残っていると、隣のソファに夫婦らしきアメリカ人が泣きながら腰をおろした。彼らが唇を小刻みに震わせて交わしている会話が聞こえた。
(アメリカ人男)「まさかこんなことになろうとは……!」
(アメリカ人女)「息子を日本に留学させようなんて、考えるべきではなかったわ……!」
おそらく被害者なのだろう……。失望感に包まれた表情で互いに支えあうように肩を抱き合っている。
瑠未は下を向き、体を堅くして身構えた。彼女はできる限り意識を彼らの言葉に向けないように努力したが、その努力が報われることはなかった。
(アメリカ人男)「しかし……搭乗者が全員絶望とは……アーメン……」
瑠未の足元に、水滴がふたつ、みっつと落ちた。体がとても重く感じる。血の気が引くと同時に押し寄せる激しい倦怠感! ああ、父が死んだ……!!
しかしそのとき、彼女の名前を呼ぶ声が聞こえた。
(声の主)「瑠未・・・・・・」
それは、とても聞き慣れた声だった。しかし、ありえない……。空耳だろう……と瑠未は思った。なぜならその声の主は……。
(声の主)「どうしたんだい、瑠未。泣いたりして・・・・・・」
彼女の瞳を撫でる何かの感触があった。空耳ではない……! 見上げると、目の前に不思議そうに見下ろしている周平が立っていた。
(瑠未)「お父…さん……?」
(周平)「なんだよ、死人を見るような顔をして」
彼は優しく微笑みかけた。
(瑠未)「生きていたのね!!」
瑠未は飛び上がった。とそのとき、遠くのほうで視線が合った。友紀と瑠可が戻ってきたのだ。
(瑠未)「お母さん、瑠可姉さん! お父さんが! 周平お父さんが!!」
周平が友紀のほうを振り返ると、彼女はおぼつかない足取りで駆け寄ってくると、周平に抱きついた。
(友紀)「貴方! 生きていたのね! 落ちないでいてくれたのね!」
(周平)「友紀? どうしたんだ、友紀? まさか、君、記憶が……」
(友紀)「ええ! 戻ったのよ! 私、戻ったの!! あなたのこと、思い出せるわ、何でも!
どんな難しい、二人だけしか知らないクイズを出したって無駄よ! 私、全部答えてしまうから!」
(周平)「友紀!!」
周平もまた彼女を強く抱きしめた。腕が二本しかないことをもどかしいと思うほど、強く、激しく!!
(友紀)「でもどうして…? あなたが乗った飛行機は墜落したと聞いたのに……」
(周平)「愛する君のためなら、僕は空だって飛ぶさ……」
彼はそういうと、友紀を抱きしめていた手をズボンのポケットに入れた。
(周平)「君が僕の命を救ってくれたんだ……」
周平は一枚の便箋を差し出した。
(友紀)「これって……」
(周平)「そうだ……。君が僕に宛てて書いてくれた手紙だよ」
周平が持っていたのは、今日、ザエフォン邸を出るときに由加里から手渡された友紀の手紙だった。
(周平)「由加里さんには飛行機に乗ってから読むようにと言われたのだけどね……。気になったから、
空港へ向かうバスの中で読んでしまったんだ……。そうしたらさ……こんな切ないことを書かれたら、男として立ち去れないじゃないか……」
友紀は恥かしそうに手紙を折り、封筒にしまった。
(友紀)「あなた……私、ゴメンナサイ……あなたに何も相談せずに……」
(周平)「全ては僕を思ってのことだろう……もういいじゃないか……。それよりも、記憶が戻ったならば、
二人で一からやり直そう……。いや、もちろん、ザエフォンさんや沙羅ちゃんのことはあるけれど……」
友紀は頷きかけた。しかしそれを制する声が、周平の背後から聞こえた。
(ザエフォン)「いえ……それほど、友紀さんの病気は簡単ではないのです……」
振り返ると、ザエフォンが立っていた。
(つづく...)
知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の
愛の告白劇場は如何だったでしょうか?
サロンMIYUKI、9月中に終わらそうと思っていたけれど、このペースの更新だとまたダラダラ来月に突入か!?(笑) いよいよクライマックス突入です!
それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。
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