中島みゆき姫への愛の告白劇場
中島みゆき2005コンサートツアー

みゆきさんへのひとり言
君を初めて見たときの僕は
明治時代に初めてカメラを見た日本人のようだった
あまりの美しさに 「魂が抜かれる…」
そんな恐れさえ感じたんだ

 皆さん、こんばんは! ついに中島みゆき姫コンサート情報 が発表になりましたね。年末だと思っていたので、来年なんだ……とちょっと驚きましたが(^^)
 管理人は、第一希望:山梨、第二希望:仙台で振り込みました〜。理由は……東京公演が平日だから! しかも学校関係の得意先がメイン の管理人の勤めている会社、正直4月に定時で「コンサートなので…」と帰ることはできないのであります…かなぴいー。
 しかも第二・第四土曜日しか土曜日も休みじゃないから、必然的に見に行く日は決まりました(^-^;

 と言ったところで、ぼちぼちタイトルコール、参りましょっか! 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪

みゆきさん関連ニュース
 11月17日に、ニューアルバム『いまのきもち』が発売になります。
 コンサートツアー2005は2005年1月14日〜4月26日まで全国縦断します。

 7月5日より「ほのぼのしちゃうのね」再開!!(時間:10:30〜10:40)
 放送は首都圏のみですが、今回からホームページでも聞けます!
 ほのぼのしちゃうのねをご覧ください!

 映画「サヨナラCOLOR」に女医長役でみゆき姫がスクリーンに帰ってきます!
 公開は来春予定だそうです。お楽しみに!


 改めましてこんばんは。この間、40歳ぐらい(?)のはずのみゆきさんの写真をもらったのですが、全くいつの写真なのか 分からなかった崔州平です(笑) だって…全然みゆきさんって変わらないんだもん!! 究極の年齢不詳です! 40歳頃と言われても、 30歳頃の写真と言われれば、何の疑いもなく信じてしまうことでしょう……この辺が凄いです!
 ファンクラブの会報であるなみふくで、アメリカでお酒を買うとき未成年と間違われて「IDカード」の提出を求められたという話も… あながち大げさとは言えません!!

 それではこの辺で、web界の冬ソナを目指している(?)サロンMIYUKIをちょっと覗いてみることに致しましょう(笑)今宵はどんなドラマが 待っているのでしょうか…。

サロン MIYUKI
このストーリーはフィクションであり、登場する人物、店名その他は架空の存在です。

 初めに、友紀の異変に気がついたのは、医師であり内縁の夫であるザエフォンであった。彼は友紀の隣に腰掛けると、 彼女の頬を伝う涙を人差し指の甲で拭った。
(ザエフォン)「友紀…?」
 しかし、友紀は彼の言葉にも指にも気付いていないようであった。視点の定まらない瞳から溢れ出る涙がザエフォンの指から手首を伝い、 フローリングの床にポトリポトリと落ちた。
 ザエフォンは彼女の両肩を手でしっかり掴むと、正面からやや険しい目をして友紀を見つめた。
(ザエフォン)「友紀…? 僕の声が聞こえるなら答えてくれ……君はなぜ泣いているんだい?」
 友紀は僅かに唇を振るわせた。しかし、誰にも聞き取れない。瑠可がリモコンでテレビの音声をミュートにした。事情を読み込めていない沙羅までが 緊迫した場の空気に呑まれて黙り込んだ。
 ザエフォンは、子供を寝かしつけるような優しい声で、友紀に、ゆっくりと尋ねた。
(ザエフォン)「もう一度聞くよ、友紀…。君はなぜ、泣いているんだい?」
(友紀)「……周平が……周平が海に落ちたの……私の……私の夫が……海に沈んだの……」
 悪夢にうなされる声にそれは似ていた。恐怖と悲痛が混ざり合い、絶望と慟哭が繰り返し押し寄せてくる、この世で一番大切なモノを失った人の 声であった。
(ザエフォン)「墜落のニュースを聞いたショックで……思い出してしまったのだね……。君の本当の夫の名を……」
(瑠可)「ママ! それなら私のことも! 瑠可のことも知っているでしょ!」
 瑠可は友紀に抱きつこうとしたが、ザエフォンと由加里がそれを遮った。
(瑠可)「どうして!?」
(由加里)「ごめんなさい。一度に複数の刺激を与えると危険ですの……」
 血の気の引けた真っ白い顔で、瑠未が呟いた。
(瑠未)「お父さん……。私、これから空港まで行ってくるわ!」
(由加里)「そうね…それがいいわ。まずはお父様の安否を確認すべきです……。奥様は大丈夫…。 むしろへたな刺激を与えることのほうが問題ですから」
(ザエフォン)「すまないが由加里、車の用意を…。私に代わって娘さんたちを空港まで…私は 友紀を寝室に寝かしつけるから……」
 しかし、由加里が「Yes」と答える前に、友紀はザエフォンの腕を振り払った。
(友紀)「……私、行かなくちゃ……。だって周平が……私の……私の夫が……落ちたんですもの……」
 友紀はさっと立ち上がり、まっすぐ玄関へ向かおうとした。慌てて由加里がその前に立ちはだかった。
(由加里)「奥様……いけませんわ。ほら、旦那様の言いつけは守らなくては……」
 しかし、友紀は素早く体をねじり、由加里の腕の下を潜り抜けると、廊下を小走りで進もうとした。
 なおも制止しようとする由加里の肩を、今度はザエフォンが掴んだ。彼は悲愴な表情を浮かべて無言で首を横に振り、かばん掛けから素早く ポーチを取ると、友紀の後を追いながらこう言った。
(ザエフォン)「分かった、友紀。僕が空港まで君を送ろう。それでいいだろう?」
 こうして、ザエフォンと友紀、それに瑠可と瑠未はロスの空港へと向かった。沙羅は由加里が預かった。

 途中、カーラジオから何度か臨時ニュースが流れた。
「つい先ほど入りました情報によりますと、墜落したALS1135には多数のアメリカ人と日本人の乗客が乗っていたと見られ、現在ロス市警と米海兵隊が 死者・行方不明者の捜索に当たっております……事故の詳しい情報はまだ入ってきておりません……」
 英語に堪能な瑠未は、ニュースが入るたび後部座席で涙をこぼした。その湿気は隣に座っている瑠可にも伝染した。
 ザエフォンは優しい声でこう二人に言い聞かせた。
(ザエフォン)「ロス発成田行の飛行機だ。日本人が多数乗っていても不思議ではないだろう。Mr.周平が 乗ったかどうかは、現場で確認してみたいと分からない」
 空港は報道陣や涙目の民間人でいっぱいになっていた。駐車場に入るまでの間に、四人を乗せた車は数百、数千人の人とすれ違っただろう。
 瑠未は胸騒ぎを感じていた。ごく最近、同じような気持ちを感じたことがある…いつだっただろうか? …そうだ! 初めて父の周平と病院で 会った時だ! あの時は友紀が事故に遭ったとニュースで流れ、取るものも取らず病院に向かったのだ。結局人違いであったが、そのことで 生き別れていた父と姉に会うことができた。そして今度は…。ああ、事故機に乗っていないでほしい。そして記憶を取り戻した母と再会してほしい。
 彼女はラジオが事故機の搭乗リストを読み上げる瞬間を恐れながら、同時に「幹周平」という名があったとしても、母のときと同じように同姓同名の人 であってほしいと願っていた。
 四人は車から降りると、真っ先に空港の情報センターへと向かった。

 ザエフォンの邸宅に残った由加里は、沙羅を膝の上に載せ優しく頭を撫でていた。先ほどまでが嘘のような静寂。ナーニャが部屋に入ってくる小さな足音まで 聞き逃すことはなかった。ナーニャは平和そうな顔で二人が座るソファの横で体を丸め、昼寝を始めた。木漏れ日がリビングに指し込み、カーテンがそよ風に 揺れている。
 不安げな上目遣いでこちらを見ている沙羅に、由加里は呟いた。
(由加里)「大丈夫……パパは世界一の医者よ……。それにあのおじさんも……」
 由加里は窓の外を眺めた。そうなのだ……。医者は所詮旦那にはかなわない……。もし友紀の記憶が完全に戻ったならば、おそらく彼女は夫の元に戻りたい と思うだろう……。仮にザエフォンと沙羅のことを忘れていなかったとしても……。
 しかし、それが現実的な選択でないことは、由加里には分かっていた。そうなのだ。たとえ友紀が何を望もうとも、彼女に必要なのはザエフォンであって 周平ではない。
 飛行機の中で読むようにと、私が渡した手紙を周平は読んだだろうか? そしてあのメッセージを……つまり自分を忘れてくださいというメッセージを 彼はどう「訳した」だろうか……。
 気がつくと、沙羅は疲れていたのか膝の上で眠っていた。由加里は彼女をソファに寝かせると、タオルケットを掛けた。
 もう、ニュースを見ようとは思わなかった。
 たとえどのような報道がなされたとしても、ハッピーエンドが由加里には思い当たらなかったからだ。

(つづく...)

エンディング
 知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の愛の告白劇場は如何だったでしょうか?
 サロンMIYUKI、続いているなぁ〜。周平と友紀の運命は如何に!?

 それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。

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