皆さん、こんばんは！ 遂に先週の日曜日、誕生日を迎えてしまった崔州平です。
姫なしの誕生日、姫なしの誕生会
なんか寂しいわ〜。 やっぱり愛する人が隣にいないと、ロウソクの炎を消した後の「おめでとーぱちぱちぱち...」も何だか物悲しくて(苦笑)
みゆきさんのショートがカツラであることは知っていましたが、この間ロングもカツラという話を聞いて、
「ええ゛? じゃあＯＦＦのみゆきさんって
どうやって探せばいいの？」と思ってしまいました（笑） 最近赤く染めているように思えたのもカツラなのかしらん？
と少年の疑問は決して消えることがないのであった……。
そんでもってね。今回のみゆき姫愛の告白劇場と一緒に更新した「管理人のこ・べ・や」に甥や姪から
もらった誕生日プレゼントの写真ｕｐしています！ 身に付けるものだったので、なんと着用して写真撮ってもらいました！！
皆さんが抱いている管理人のイメージとおっきく違ったらゴメンナサイ、削除します！（爆）
と言ったところで、ぼちぼちタイトルコール、参りましょっか！ 崔州平のお電話代、はっーいしゃく〜♪
みゆきさん関連ニュース |
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7月5日より「 ほのぼのしちゃうのね」再開！！
放送は首都圏のみですが、今回からホームページでも聞けます！
ほのぼのしちゃうのねをご覧ください！
それと時間帯が変更になり、10:30〜10:40になりましたのでご注意くださいね。
映画「サヨナラＣＯＬＯＲ」に女医長役でみゆき姫がスクリーンに帰ってきます！
公開は来春予定だそうです。お楽しみに！
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改めましてこんばんは。でじなみ会員向けのコンサートの先行予約、９月１日からだそうです。ということは……？ ツアーだと年内はきついですね。
３年前のツアーでは、９月末から１２月末までやっていたから。ということはアルバム発売＋夜会ＤＶＤが年内でツアーは来年なのかしらん？
うーん、年末だと大概クリスマスにかぶってしまうから、年明けにしたのかなぁ？？？ （謎）
いずれにしても、公表され次第、掲示板などに書きますのでもうしばらくお待ちを！
それではこの辺で、web界の冬ソナを目指している（？）サロンMIYUKIをちょっと覗いてみることに致しましょう（笑）今宵はどんなドラマが
待っているのでしょうか…。今回は、なにやらとんでもない事件が起こったそうですが……。
このストーリーはフィクションであり、登場する人物、店名その他は架空の存在です。
周平は、由加里から機内で読むようにと言われた封筒を開き、その中に入っていた一枚の手紙を読んでいた。
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拝啓
周平様
貴方がこの手紙を由加里から受け取っているということは、
きっと私は貴方を忘れてしまったということなのでしょう。
きっと、貴方がついさっきまで会っていたであろう私は、
貴方に辛い思いをさせたのでしょうね。
私は今、この手紙をアメリカの病院で書いています。
私が姉と同じアルツハイマー病にかかるなんて思ってもいませんでした。
日々記憶が蒸発していくようで、まるで記憶と共に自分という
存在が消えてしまうようで、とても怖い気持ちでいっぱいです。
本当はこの気持ちを、素直に貴方にぶつけたかった。
でも、日本ではこの病気を治療することはできないし、
瑠可はまだ小さいし、サロンMIYUKIも立ち上げたばかりで忙しいこの時期に、
貴方には言い出せませんでした。
もし、瑠可にまだ会っていないようならば、妹の結花のところを訪ねてください。
きっと元気に暮しているはずです。
それと、私のことを許して欲しいなんて言わないから、
せめて私を忘れてください。
姉がこの病気にかかって、記憶をなくしたものがどれほど残酷なことを、
記憶のある人に言うか、私はつぶさに見てきました。
きっと、未来の私は、貴方のことを何一つ憶えていないのでしょう？
貴方が手を差し伸べ、優しく微笑みかけても、
私は赤の他人のような冷たい目で、その手を払ってしまうかもしれない…。
だから、どうか、私のことは忘れてください。
これ以上のこともこれ以下のことも、私は言うことができないのです。
敬具
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周平は溜息をついた。ああ、愛する人から最後に貰った優しさが「サヨナラ」だなんて……。
彼は座席に深々と沈んでいくような感覚を覚えていた。
さて、ザエフォンの邸宅に残った瑠可と瑠未は、友紀に若かれし頃、まだ日本に住んでいた頃の写真を見せた。
周平と二人で写っているものも多かったが、彼女はただそれを不思議そうに眺めるだけであった。まるで双子の…いや、ただの
他人の空似を見ているかのように。
一時間もしたころには、瑠可も瑠未もぐったりと疲れ、友紀も疲労の色を隠せないでいた。ザエフォンは家政婦の一人に新しい紅茶の葉を出すよう
指示をした。
（ザエフォン）「それにしても、日本の男子というのは、みんなああなのかい？」
彼は由加里に尋ねた。
（由加里）「……ああと言いますと？」
（ザエフォン）「私には理解できないのだよ。十数年も失踪した女性を愛し続け、そして再会を果たしたというのに、
記憶がなくなっていることを知るとあっさり諦めて帰ってしまうのだから……。私ならば、一生をかけて愛したい女性の元を、振り返りもせず離れることは
できないだろう……」
（由加里）「……あの方は、昨今では珍しいかもしれませんね……。離婚届を受け取って慰謝料を受け取らないなんて……」
（ザエフォン）「それはジャパニーズの魂の中にある武士道だとか、あるいは仏教徒の教えなのかい？ 徳だとか仁義だとか？」
やや薄いブロンドの前髪をかきあげながら、ザエフォンは眉間に皺を寄せていた。
（由加里）「それは仏教というより儒教、つまり孔子様の考え方ですね。でも……あの方の場合、きっと違うと思います……。
西洋と東洋で形は違うかもしれないですが……愛ゆえに立ち去らねばならないと思ったのでしょう……」
まもなく家政婦が入ってきた。由加里は瑠可と瑠未に入りたての紅茶をお盆から取ってあげた。
とそのとき、友紀の膝の上に顔を埋めていた甘えていた沙羅が、頬をぷっくらと膨らませて言った。
（沙羅）「あー、ずるいわ、みんなだけぇ〜」
友紀は目を細め優しく沙羅の髪を撫でると、家政婦に目配せをした。まもなく、沙羅の大好きなオレンジジュースとクッキーがテーブルに運ばれ、
彼女はすっかり機嫌を取り戻した。キャッキャッ！ と甲高い声で彼女が笑ったので、それまで場に張り詰めていた緊張がぷっつりと切れたのを誰もが感じた。
（由加里）「……一息入れましょうか。テレビでも見ることに致しましょう」
彼女がリモコンでチャンネルを回すと、アニメ番組が一瞬映った。目ざとい沙羅の一言で、ダイニングルームにはしばらくディズニーアニメが流れることになり、
瑠可たちもしばらくはくつろぐことにした。
さて、それからどれくらい時間が経っただろうか？ 突然、テロップがテレビ画面に映し出された。
瑠可は何も感じなかった。友紀も特に気にしていなかった。沙羅はそもそも読むことができなかった。
しかし、ザエフォン、由加里、そしてアメリカに住んでいた経験のある英語の堪能な瑠未の三人は、見る見る顔色を青くしていった。
三人の異変に気付いた瑠可が、ビスケットを食べながら瑠未に「どしたん？」と尋ねると、瑠未は膝をガクガク震わせながら下を向いて
答えなかった。瑠可が彼女の肩を揺さぶってなおも何があったかを聞き出そうとしたところ、大粒の涙が絨毯にぽとりと落ちた。
（瑠可）「どうしたの？ 瑠未…！ テロップね！？ 今流れたテロップね！？」
テロップは何度となく繰り返し流れた。英語の苦手な瑠可は殆どの単語を読むことはできなかったが、ただひとつだけ、はっきりと読み取れる
言葉があった。
「ALS1135」
（瑠可）「な、何よ！？ 何があったって言うの！？」
彼女は獰猛な狼が家畜に噛み付くような激しい口調で三人に言った。
三人はただ悲愴な表情を浮かべるだけで、何も語ろうとしなかった。テレビから流れ出る音と、沙羅の無邪気な笑い声しかしない部屋を、
不意に友紀の声だけが別の次元で鳴る鐘のように流れた。
（友紀）「ALS1135 crashed...(ALS1135便が墜落した……)」
瑠可もまた絶句した。それは、周平が乗っているはずのロス発成田行きのジャンボジェット機だったからだ！
気がつくと、友紀の頬にも涙が流れ出ていた。
（つづく...）
知らず知らずのうちに時は過ぎ、お別れの時間が迫ってきました。今宵の
愛の告白劇場は如何だったでしょうか？
サロンMIYUKI、いよいよクライマックス近し！ 周平と友紀の運命は如何に！？ 是非想像してみてください（＾＾）
それでは次回の更新時にまたお会いしましょう。お相手は崔州平、提供は臥竜岡がお送りいたしました。
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